あまりにもつまらない毎日なのでブログに書くこともない。
2022/03/27
言い値で家を建てたらしい
実は怪しいと思っているのは、私の実家の建て替えだ。
母と付き合いのある近所の大工に依頼して建てた。
しかし、その大工の奥さんというのが、ろくなもんじゃない。
母は文句言いながらずっとその人と付き合いをしているのだが、いつもその話を聞くとうんざりしてくる。
ある時に聞いた話では、大工妻に頼まれて料理の手伝いに行くと(もちろん無料である)、大工妻は母に「あとはやっといてくれる」と言って、自分はパートに出かけたという。
また、ある時、何かの写真を大工妻とみているときに、大工妻は私の実家に紋付き袴があるのを知り、それを大工妻の孫の成人式に貸してほしいと言い出した。貸すだけでなく、着付けも母にしてほしいと。もちろん、友だちだから無料で。母がわたしにどうしようと言うので、「ただで和服を借りようとする人に限って、扱いも価値も知らないから、ぞんざいに扱うだろうし、返す時だって畳み方も知らないから丸めて返してくると思う。探したけど、見つからなかったと断ればいい」答えた。結局は貸さなかったらしいが、そういう要求をしてくること自体がありえない。
また、ある時は、母の紹介で私の従弟の造園業者が大工の家の庭の剪定に行った。作業を終えて最後に勘定をするときに、明細を渡したのに見もせずに、「今日はこれで」と一万円を差し出したらしい。あげくついでに裏の草も刈っていけと要求もされたという。(結局どうしたのかまで聞かなかったが)
こういうムチャクチャな妻を持つ大工に家の建築を頼んだのだから、ぼったくられたに決まっている。間取りだって何だか無駄が多くて変だし。
いろいろと疑問に思うことばかりなのだが、両親は意外と満足しているようだし、相変わらず大工妻と行き来しているようなので、わたしはいちいち余計なことは言わないことにしている。本人たちがよければ、それでいいんじゃないか。心の平安がいちばん。
2022/03/26
そうか、あれは…
日本に前回帰った時に、駅の近くに床がコンクリートうちっぱなしの店舗みたいなものがあり、通りがかりに中をのぞくともなしにみると、パイプ椅子がいくつかとホワイトボードが置いてあり、時々そこに高齢者が集まっていた。
なんだろうと思ったが、あれはたくにいさんが書いているような何かそういう怪しい商売をしている場所なのかも。
2022/03/25
捨てるのにかかる費用
春月ねいさんが書いている本棚8000円で処分というのはそんなに高くないかもしれない。
前回帰国時にいろいろなものを処分した。
そのときスチール物置も引き取ってもらった。高さ二メートル幅1メートルくらいのもの。18000円払った。これは高いと思ったが、ネットで調べていちばん安かったところ。夫に聞いたら、4000円くらいで買ったらしい。
そう思うと本棚のその値段はそう悪くない引き取り料金かも。
娘が就職して引っ越すときに、システムベッドを処分したら20000円だったと言っていた。
購入する時は50000円くらいだったかも。かなりしっかりしたもので、スチール製よりも引き取り料金が高かったらしい。
まだまだ日本の家の中には不用品がたくさんあるが、あれ全部処分したらいくらかかるのだろう。
その点、中国はまだほとんど無料で引き取ってもらえるので便利だが、そのうちにほんみたいにならないともかぎらない。不要なものはさっさと捨て、余計なものは買わないのが一番かも。
〇騙されたこともあります。
家を建てて引っ越してから数日後、何か制服のようなものを着た人が来て「ガス会社のものですが、引っ越し時に説明しわすれたことがあるので、台所で説明させてもらっていいですか」と言うので、台所に入れてしまった。
すると、その人はあっという間に換気扇フードにフィルターの枠をとりつけてしまい、「これで換気扇掃除が楽になります。この枠とフィルターのセットで30000円(たしかそれくらい)です」と。
「引っ越したばかりで物入りなので、いまお金のもち合わせはありません」というと、「後から振込用紙で払えばいいでしょう」と言って粘るので、しかたなくフィルターの枠と取り付けてしまったフィルター一枚だけを一万数千円で購入した。
騙されたとわかっていても、家に上がり込んだ人を買わずに帰すのは難しい。
いま調べてみたら、フィルターの悪徳訪問販売はけっこうあることらしい。
みなさんも気をつけてください。
2022/03/24
今日から暖かく
今日から暖かくなるらしい。
少し暖かくなると、いままで気が付かなかった隅々の汚れが気になったり、
不用品の処分が気になったりしそうだ。
なんとなく捨てられない服もぼちぼちすてよう。
春月ねいさんのブログを読んで思い出したけど、うちも夫が「捨てるならいつでも捨てられるから、さっさと捨てるな」と言ったので捨てなかったものがたくさんあった。
夫が中国に引っ越してからわたしが代わりに捨てたりしたが、以前だったら無料で捨てられたのに有料でしか捨てられなくなったものも多く、しかも一つ一つが結構高くて辟易したのだった。「いつでも捨てられる」かもしれないけれど、「いつでも無料で捨てられる」わけではなかったので、さっさと捨てればよかったのだ。
いずれにしても、不要の物で無駄に場所をふさぐのも、「もったいない」ことだと思う。
2022/03/19
桜満開
ちょうど桜が満開になってきた。
うちの近くのどぶ川の畔に四五本桜の木があって、みんなスマホで写真を撮っている。
そこ以外にも桜が咲いているところは多いが、なぜかみんなその桜の近くの歩道にいっぱいに人がいてみんな桜を撮っているのである。
昨夜、TIKTOKを見ていたら、まさにうちの近くのそのどぶ川の畔の桜のビデオがあった。どぶ川もビデオに録るときれいな運河みたいに見える。あ、そうか、写真に撮ると実物よりもきれいに撮れる場所なのか。
北京にも桜の名所と言われるところがいくつかあるが、ここのほうが日本と気候が似ているせいか、桜はよく咲くようだ。そうと言っても、中国の桜は日本に比べ粗末な感じである。大きい木がないせいかもしれないし、日本のようにたくさんまとめて植えてある場所が少ないせいかもしれない。
そんな粗末な桜なのに、中国でみんながこんなに桜に注目するようになったのは最近のことではないだろうか。もしかしたら、それは日本のインバウンドの影響?
2022/03/18
この数年で
春月ねいさんのブログを読んで思ったことだけど、
わたしが中国にきてからいままでの間にも、中国人の生活の変化は本当に大きかった。
特に、わたしが働いている大学。
わたしが来たばかりのころは、工事中だったが、校舎も図書館も食堂もリニューアルされてとてもきれいになったし、ヘアサロンやコンビニも学内にできた。スーパーの品ぞろえも日本とほとんど変わらなくなった。
三月になってから学内の新しいフードコートができたので、おととい初めて行ってみた。
ちょうど10時前に授業が終わって学生が押し寄せる前に行けそうだったからだ。日本風のカレーやオムライスを出す店もあったし、ケーキ屋もあった。ビュッフェのコーナーもあった。
そういうのを見ると、数年前の卒業生がかわいそうになってくる。本当に短い間にすっかり別の大学になってしまったから。
でも、あのころのほうが、大学も小さくて、自由だったから、わたしは楽しかったけど。
2022/03/16
みんな間違っていることを
わたしなんか授業で間違いを指摘されると「ええええええええええええ、すみませんすみません」という具合に動揺してしまうのに…。
昨日、中国人の先生が「長春も感染者が多いらしいですよ」と言うので、わたしが「ええ、吉林省全体ではどうなんでしょうね」のようなことを言うと、「長春は黒竜江省ですよ」と言われた。
「長春は吉林省だと思いましたが…」とわたし。
「いえ、黒竜江省ですよ」と相手は余裕の笑顔。
「はあ…」。わたしは反論しなかった。
昼頃の帰宅バスは乗る人が少ないので運転手に降りる場所を言わなければならない。
「〇〇でおります」とわたし。
「え?〇〇?」
「図書センタービルの前の…」
「ああ、あれは××だよ。××!」
その地名は難しい字だが、たしかに〇〇と読むはず。
わたしはバスに乗ってからスマホでこっそりと調べた。やはり〇〇。
まあ、誰でも、間違って覚えていることはあるけどね。
2022/03/14
突然のPCR検査
朝7時前に、学校に行くしたくをしていると、「今日は全校の職員・教員・学生全員がPCR検査を受けます」という知らせが入った。添付されている名簿を見ると、中国人の先生の名前しか書かれていないので、外国人はやらなくていいのだろうと思っていた。しかし、一コマ目の授業をしていると、西洋人の先生がグルチャで「私たちも検査をするのですか」と聞いていて、それに対して国際部から「そうです」との返事が入っているのをみた。ええっ。どうして誰かが聞かなければ教えてくれないんだろう。その後、「授業の間の休み時間を減らして授業を早く終わらせて学生に早めに検査を受けさせるように」との知らせがあった。授業を五分前に終わらせて、検査会場へ。検査会場は学校のグラウンド。先日まで寒い日が続いていたのに、今日は夏のように日差しが強くて暑かった。30分並んで、検査完了。
学校では今日一日で10500人前後のPCR検査を行ったらしい。この学校って、そんなに人がいたんだ!と驚いた。しかし、中国では、一つの学校だけであっという間に1万人を検査できるのに、日本はどうしてあんなに検査ができなかったんだろうと思ったりもした。
〇今日あたりはどこでもPCR検査をしているらしく、こんなに検査をしたら、それなりの数の感染者が見つかるのではないかと思う。そうしたら、またそれはそれで大変なことがおきてしまいそうだ。それに万が一自分が陽性だったら?考えるだけでもいやになる。
2022/03/13
この週末
金曜日は寺の授業だった。今週も来週もネット授業。
ネット授業は、どうしても音声が安定しないので、語学の授業には不向きかもしれない。
学生の中に、声が明瞭に聞こえる人とそうでない人がいる。
できるだけよく聞こえるようにヘッドセットを購入したが、やはり人によってはよく聞こえない。ヘッドセットをつけたら、背後の騒音も大きく聞こえるようになって、時々とても不快な気分になる。しかし、いまはこの方法しかないのだから、しかたがない。
教務の責任者はかんたんに「感染が拡大しているのだから、ネットで」というが、ネットではやはり効果が限定的なので、教師たちのグルチャではPCR検査をして陰性なら学校で授業をやらせてほしいとの声も出ているようだ。
〇それにしても、いつになったらこのコロナは収束するんだろう。
深圳の封城の記事を見たが、どこの都市もそうならないとはかぎらない。
今年の夏には、いろいろな用事をすますために日本に帰れるのではないかと思っていたが、事態はますます逆の方向へ進んでいくようである。何だか阿倍仲麻呂になったような気分である。
〇この土日、頼まれた日本語の添削をする合間に、YOUTUBEでスターリン時代のウクライナを描いた「赤い闇」という映画を見た。YOUTUBEで話題になっていたからだ。これを見たら、ますます鬱な気分になった。こういう時代に見るべき映画だとは思うが、かなり精神力を要する悪夢のようなストーリーだった。しかし、これは夢ではなく、実話だそうだ。興味がある方はぜひ。
2022/03/12
初夏の陽気
今日は初夏のような陽気だそうです。
めずらしく休日なのに早起きして窓を開けました。
考えてみたら、やることがたくさんあるので、せっかくの週末もそれをダラダラやって過ごすことになりそうです。
〇しかし、こんないいお天気ですが、外でまた工事がはじまって騒がしいので、窓を閉めます( ;∀;)。
2022/03/11
24度
いま気温24度。
あと数日は春らしい日が続くらしいが、スマホで天気予報を見ると一週間くらいたつとまた寒い日があるようだ。
わたしは花の名前をあまり知らないが、ところどころに白い木蓮が咲いている。中国でも最近は春と言えば桜を思い浮かべる人も多くなったようだけど、わたしが住んでいるあたりでは、やはり春になって誇らしげに咲いているのは木蓮のような気がする。
2022/03/10
2022/03/09
能力って
わたしはずっと今の大学で写作の指導をしているが、そのときに思うことがある。
学習した文法を頼りに日本語の文を組み立てるタイプの子と、そうじゃなくて、文法の裏にある、文法から取りこぼした部分をセンスのようなものでくみ取って日本語の文を書けるようになる子がいるのだ。
後者の子はたいてい勉強しているというより、日本語に「接している」とでもいうべき感じで習得していく。そして、そういう子は中国語の文章もうまい。
能力の差ってこういうのをいうのだろうと思った。
うちの子どもたちは小さい時にスイミングスクールに通っていたが、運動神経が鈍いうちの子どもたちは先生がいう通りに順々に動作を覚えていって泳ごうとする。だけど、上級生が泳いでいるのを見ているだけで自然に同じように手足を動かして泳ぎ始める子もいる。
たぶん、楽器の演奏だって、ダンスだって、なんだって、そういうものなのだろう。
その理屈じゃなくて、細かい知識の積み重ねじゃなくて、全体から全体を感じ取って自然に自分でも表現できるというのが才能なのかもなと思う。
2022/03/08
やらなければならないことは後回し
仏学院から書くように言われためんどうくさい書類はまだ途中までしか書いていない。
実は今日は早く帰宅してそれを書こうと思っていたのだが、やる気がしないのでブログを書いている。
そういえば、見たい中国映画がないので、先日、日本映画を見た。
昨年あたり日本で上映された「花束みたいな恋をした」という映画がいま中国で上映されているのだ。行ってみたら、案の定、カップルで来ている人ばかりで、おばさん一人で来ているのはわたしだけ。「ああ、日本ってこんなだったなあ」とか「最近の若い人たちって確かにこんなかもなあ」と思ったりした。中国ではいまだに先入観に満ちた日本人像が氾濫しているので、こういう今時の若者を写実的に表した映画が上映されるというのもいいのかもしれない。
しかし、どうやら、この映画の感動のコードは、中国の若い人と日本の若い人の間には共有されているようなのだが、私には共有されていないようだった。最後のほうで、若い二人がファミレスで別れ話をするあたりを、私は「それはそうだろうよ」と突き放したような気分で見ていたが、周囲の中国人観客たちはみんな泣いているのである。「汚れちまった」おばさんの感性ではもうこういうのはわからないのかもしれない。
〇それにしても、この映画に出てくる人にはやはり共感できないのである。わたしの感性が昭和的であるからかもしれない。昨日、息子に電話したときに、わたしが身もふたもないような感じでこの映画の内容を話したら、「へへへ」と笑っていたようだが、世間的には胸キュンのラブストーリーでも、わたしが自分のフィルターを通して話すと、どうしようもない話のように聞こえてしまったのかもしれない。
〇しかしさ、ろくな就活もしないで大学を卒業し、サブカルにどっぷりつかって、親の仕送りを受けながらマンション借りて同棲して、親が故郷に帰って家業を継げないなら仕送りしないと言って収入が減ってやっとこさまともな仕事を探すとか…。
それでもって、男が仕事を始めて現実にめざめると、女が「かねかねってそればっかり!」みたいな台詞をいったりとか。もう「なんだかな、なんだかな」の世界なのである。
〇ま、途中で女のほうが大学生4年生で就活をして、リクルートスーツのまま駅で泣き出し、
男が部屋着のまま駆けつけて、「もういやな仕事なんかしなくていいじゃん」と言って抱き合って、「就活やーめた」みたいになるところで、早くもわたしは鼻白んだのである。
〇もっといろいろ書きたいけど、疲れたので、少し休んで働くことにする。
「いやな仕事なんかしなくていいですか」。いや「いやな仕事だけどしなきゃね」。
昭和育ちのおばさんには受け付けない話でした。しかし、突っ込み入れながら、見てみるとおもしろくていいかもです。
2022/03/05
知らない間に日本はかわる
そうなのか。郵便は土曜日は来なくなったのか。郵貯のATMは有料になったのか。
知らない間に祝日も増えた。
あと、わからないのは、スタバなんです。スタバってコーヒー飲み終わったら、自分でカップを返しに行くんですか?
一般的に日本のファーストフードはセルフサービスで、中国のファーストフードは置きっぱなしでOK。
たぶん、日本のスタバではカップを返しに行かなければならないのだと思う。
前回帰国したときも二回くらいスタバに行った。飲み終わってから、お店の人に「このカップどこかに返すんですか」と聞くと、「はい、わたしがもっていきますから、いいですよ」みたいな流れになって、本当はどうしたらいいのか結局わからなかった。
〇木曜日の授業で、「最近の若い男の子は誰が誰だか見分けがつかない。わたしには何度見ても肖戦と易烊千玺が同じ顔にしかみえない」という話をしたら、後から男子学生の一人が来て、「先生の言う通りです。それは中国の資本主義化の影響なんです。中国人の若い男子はみんな女の子にもてたいから、韓国人みたいな顔になりたいと思っている。だから、みんな韓国人のような顔になってしまったんです」というようなことを言う。不思議な話だ。
韓国人みたくなりたいからと言って、顔がそんなに変えられるのだろうか。しかし、それは置いておくことにして、確かにアイドルなどには流行の顔つきがあって、今アイドルになりやすいのは、韓国人アイドル風の容姿の子たちであって、さらにその子たちが同じような髪型をしているから、同じように見えるのかもしれない。でも、そうだとしても、一般の男の子たちまで同じ顔になれるわけでもないだろう。
…いつもこの子はこういう不思議な考えを話しにくるのである。ちょっと面倒。しかし、おもしろい。
2022/03/04
昨日はひな祭りだったらしい
昨日はひな祭りだったらしい。すっかり忘れていた
二月のころ、タオバオで小さい雛人形が買えないかと思って調べてみたが、
ほしいものがなかった。そのころはひな祭りのことを覚えていたのだが、当日には忘れてしまった。
中国のネットで見てみると、「ひな祭りには人形や桃の花を贈り合います」とか、「新しく生まれた子に贈る人形は両家折半で買うのが普通です」とか、また怪しい内容が書かれている。
先日、学校でなにげなく中国で出版された「日本概況」のテキストを見ていたら、「日本人形」の写真として、リカちゃんとその彼氏が内裏雛の衣装を着たやつの写真が載っていた。それ、日本人形じゃないから。
もうなんかいやになるね。
〇そういえば、桜餅といえば、北京で茶道を習っていた時には、自分たちで「道明寺」を作ったこともあった。道明寺粉を電子レンジで加熱してつくったっけ。関西の人が多いので、長命寺ではなくて、道明寺のほうを作ったのだけど、関西の人は長命寺の桜餅は写真で見たことはあるけど食べたことはないという人が多いようだった。
関東の長命寺の桜餅は普通は和菓子屋で買うもので家で作ることはほとんどないと思うが、
関西の道明寺は意外と家で作ることも多いのかもしれない。
2022/03/03
2022/03/01
暖かいです
昨日は天気予防では暖かいということだったので、春用の薄いコートを着ていったら寒かったので、今日はまた厚めのコートを着ていったら今日は本当に暖かくって、そのコートでは暑かった。
コロナ対策は厳しくなったり、ゆるくなったりしている。
学校に入るときにいままでは二種類のコードをスマホで提示しなければならなかったが、
いつのまにかどちらか片方でいいことになっていた。いつになったら、すっかりこういうめんどうがなくなるのだろうか。
この土日には一日だけでかけて映画を見た。「柳浪闻莺」という杭州を舞台とした映画なので、全国での上映はまだ始まっていないが、ここでは少数の映画館でもう上映している。間に合わなかったのか、途中までは字幕がついていなかった。
越劇団の姉妹のように親しいふたりの女性が一人の男性を愛してしまうという物語。切ないストーリーが杭州の雨の多い景色の中で進んでいく。映画のレビューを見ると、「映画を見て杭州に行ってみたくなった」などというものが多かったが、この冬の雨ばかりの天候に心底うんざりしていた私にとっては、映画の中の雨までうっとおしく思えた。映画のストーリーもそういう湿度の高い薄ら暗い感じのもので、今の気分でみるのにはふさわしくなかったかも。見てすっきりするような、元気がでるような映画が見たい。映画でなくて生の芝居のほうがもっと好きなので、映画よりも芝居のほうが観たいが、当分、ここでは芝居の上演も夏くらいまではあまりないようだ。近くの劇場では夏ぐらいに「我不是潘金莲」が上演されるらしいが、あれも見て気分がよくなるような話じゃないし…。