2024/01/31

明日帰国します

 明日帰国します。

片付けをしようと思っていましたが、たぶん適当にしかやらないでしょう。冷蔵庫の中を空にして、ブレーカーを下げ、ガスの元栓を閉めていけば最低限OKです。

今回の帰国はいろいろとやることがあるのですが、それ以外の隙間の時間にできたら今度こそ茨城空港から神戸行きの飛行機に乗って奈良に行ってみようかと思っています。(また行かないかもしれないけど)

2024/01/28

「やりたいことは二度寝だけ」

 

「やりたいことは二度寝だけ」を買った。

さっそく読んでみた。つまらないわけではないが、読んでいるうちに寝てしまう。

二度寝どころか、五度寝くらいした。帰国までに来学期のシラバスなど完成させようと

思っていたのに、寝てばかり。外に行っても、寒いし、人出が多いし、おもしろいこともないので、たぶんダラダラと何もせずに帰国まですごしてしまいそう。


〇あっぱっぱーは、Up a parts 』だというところがおもしろかった。むかしからある言葉なので、まさか英語とは思わなかった。なんとなくわたしがいつも着ている服もUp a parts 』ばかりのような気がする。


2024/01/25

成績入力も終わりました

 やっと成績処理が終わって今日から休み。

試験の日程が終わった次の日が成績入力の期限というだけでもタイトすぎる日程なのに、

入力期限の前日午後に「平常点の付け方が変わりました」という連絡があり、

さらに最後の日の昼には宴会だの会議だのが入るという鬼スケジュール。

誰がこんなのを考えるんだ。それになぜ期限前日にルール変更?来学期からじゃだめなの?それに毎回採点の書き込み方のルールも変わり、人によって違うことを言う。

最後に時間ぎりぎりで何とかやっと主任のサインをもらい、書類一式をもって事務所に行ったら、「担当の人はもう帰宅しました」とのこと。一応、システムに入力は済んでいるので、書類の提出は来学期でもいいと言われたが、せっかく持って行ったのだから、事務室に置かせてもらい、SNSに担当者にその旨連絡させてもらった。

〇試験の始末が終わったら、来学期から新しく使うテキストに目を通し、準備をしておこうと思ったが、これまでのごたごたで気が抜けたので、今日はとりあえずお休みして出かけてくることにする。


2024/01/22

試験が終わった

 日曜日に最後に試験が終わり、今日と明日で採点して、明後日、中国人の先生にチェックしてもらってシステムに入力。最後の会食(忘年会?)。…で、今学期は終わりです。

アジア大会で遅れて始まって、その後、学生たちの大半がボランティアに駆り出されて欠席ばかりして、授業はたくさん影響を受けた。試験のできもよくない。

毎年同じような試験をしている。最初のころは授業のPPTも提供しなかったし、試験の形式や最後の記述問題のテーマも教えなかったけど、今の学生よりも成績がよかった気がする。もちろん、ぜんぜんできない子もいたが。

聞いたところだと、日本語学科はレベルが落ちている。その中でも、やる気があって成績が比較的良い子は途中で日本に留学してしまうことが多く、3年生にはできる子が残っていないのだということだ。

しかし、わたしがいる大学は全体のレベルも落ちているらしい。わたしが来たころに比べたら、図書館も校舎も新築して、古い校舎も改築したし、学内にヘアサロンやコンビニやカフェもできて、とても立派な学校になったのだが、それと学力は比例しないらしい。

授業中に何を言っても反応もないし、学生は授業を効率よくたくさんのことを学べるようにしてほしいという要望を出してくるので(その割には熱心に勉学に励む様子はない)、冗談も言わなくなり、ちょっとおもしろいと思うエピソードなども話さなくなり、わたし自身の意欲も削られてきた。来学期も同じクラスの続きの授業を担当( ;∀;)


〇なぜかわからないけど、物が割れることってあるよね。

コロナで日本に帰れない時期にアイスクリームを食べていたら、前歯の裏が欠けた。アイスクリームで?そのまま日本に帰れるまで放置した。日本に帰ったら、一度の通院で二千円負担であっさり直った。

学生にもらってスマホに着けてあった陶器の招き猫のストラップがいつのまにか縦半分に割れて、割れたほうの欠片が見つからない。ぶつけた覚えもないのに。

娘と行った昨年のイタリア旅行で、皿の上で少し固めのケーキをナイフで切ろうとしたら、皿が真っ二つに割れてテーブルの下に飛んで行った。ウエイターが普通に皿を取り替えてくれたけど、あの皿何?

学校の外階段を上っていたら、足を乗せた段の縁が急に割れて(崩れて)しまった。危ないな。まだ新しい階段なのに?


ものならいいけど、そのうち自分の身体が何もしないのに急に壊れることがあるんじゃないかと心配している昨今です。



2024/01/18

いま午前5時49分

ふだん、朝6時半ごろに起きて7時前くらいに家を出る。

今日は目が覚めて時計を見ると6時半。いつも通り身支度をして、ベッド周りを片付けて、コートを着て、さあ家を出ようと思って時計を見たらこの時間。

勘違いして一時間早く起きたようだ。さっき時計を見て6時半だと思ったのは見間違い?

外は寒そうなので、まだでかけない。でも、学校でやることがたくさんあるから、早めに行ったほうがいいのかな。

それにしても、あたまボケたのかも。

2024/01/17

明日は腊八節らしい

 今日、学期の試験をするために仏学院に行ったら、腊八粥をくれた。大きなタッパーに二つ持たせてくれたが、そんなに食べきれないので、帰るときには一つは坊さんに渡してきた。

さらに、カレンダーも以前もらったのとは違うデザインのものもあるので、持って帰らないかと言われたが、貼る部屋もないので断った。

以前に、ここの食堂で食べさせてもらい、タッパーにも入れてもらったが、それを食べたら胃が痛くなった。たぶん糯米が胃に重すぎたのだと思う。味自体はうす甘くて、中に何だかわからないが、いろいろなものが入っている。家に帰って少し温めて食べたが、あとは冷蔵庫に入れた。これ自体は明日配るらしいので、明日食べても大丈夫だろう。


〇ここのところ、大学の試験もあって忙しい。これが終わったら休みになるが、来学期の授業のシラバスのような資料をいろいろ作らなければならないので、一週間程度してから帰国する予定。


2024/01/08

届きました

 今日、届きました。色お任せだったのですが、こんな色が来ました。

色は何でもいいです。さっそく肩甲骨の下に入れてみたら、けっこう痛かった。

いままではテニスボールを二つつなげて同じようなものをつくって使っていましたが、それよりも刺激がきつい感じ。あとでYOUTUBEを見ながら、もう少しいろいろやってみます。


2024/01/07

徐々に物が増える

 中国に来てからもうずいぶんたったが、いつも仮ぐらしのつもりだったので、

物を増やさないようにしてきた。ひところは浴室にはシャンプーもなにもなく石鹸一つ。

スキンケアはオールインワンのクリーム一つで過ごす。

コーヒーカップもさらも一つしか持たない。というような徹底ぶりだった。なので今のアパートに引っ越してきたときには、わずかしか荷物がなかった。

しかし、気が付いてみると、物を少なくするためにやりたいことを制限しているような気がしはじめ、このところ興味があるものはあまりためらわずに買うようになった。それで徐々にものが増え始めているが、それもしかたがないだろうと思うようにしている。

〇終活。誰がいつ死ぬかわからないから、とりあえず早めに終活を始めるのはいいことかもしれない。とりあえずボロボロにならないうちに、遺影をとっておこうかな。

日比谷の宝塚劇場の近くに、宝塚の扮装をして写真をとってくれるところがある。以前、娘がそこで宝塚の扮装で撮った写真を見せてくれたことがある(黒歴史になりそう)。そこでは奇跡の一枚ともいえるような美しい遺影もとってくれるそうだ。今度帰国した時か、その次に撮ってもらおうかな。誰かご希望の方がいらっしゃったら、一緒に予約とりませんか。

2024/01/05

正月のあいさつもしないまま

正月のあいさつもしないまま5日になった。年末のうちに寺でもらったありがたいカレンダーを今になってやっと貼った。寺の事務の法師から「10枚あげます」と言われたのだが、友達もいないし、家族もいない。そこで二枚だけもらった。あと一枚は貼りもせずにそのまま置いてある。
下のは、昨年の日本語コーナーでわたしがたわむれに書いた恥ずかしい龍の絵。

学生たちはとても上手に書くので、わたしは自分の書いた絵をそこらへんに打ち捨てておいたが、それを学生の一人が持ち帰ってスタンプにしてプレゼントしてくれた。

その子はいつも寂しそうなんだよね。この間も日本語コーナーが終わっても暗い廊下のベンチに座ってなかなか帰ろうとしなかった。わたしもああいう子だった。同年代の子と感覚がどこかちがって反りが合わないんだよね。たぶん、就職の面接に行ってもなかなか選ばれない。こちらが普通の社会の何かに違和感をもっていることが見透かされるからだと思う。

この間、大学の外の道であった。一人で自転車に乗る練習をしているのだという。普通は大学生でたった一人で自転車に乗る練習なんてしないよね。でも、わたしもそんな子だった。大人になってから、転びながら練習して自転車に乗れるようになった。

いつも一人で来て、一人で帰っていく。四年生でこういう集まりに出てくるのは彼女だけ。

他の先生に「彼女はうさぎ先生のファンだから来るんだよ」と言われた。ああ、やっぱり同類。


 

2024/01/04

話が伝わらなくて、心が折れる

〇 たとえば、期末課題の提出ファイルの形式。一年生の授業なので中国語で期末課題についてのお知らせを書いた。しかし、どうしてか、ぜんぜん連絡したのとは違うものを出してくる学生がいる。わたしの中国語が怪しかったのかと思い、昨日、寺の坊さんにわたしが書いた連絡文をみせたが、「まったく問題なく通じると思う。学生の理解力の問題ではないか」とのこと。提出期限までまだ時間があるので、課題を提出した学生はまだ少ないが、なにしろ一年生は100人以上いる。この中でどれだけがちゃんと指定通りのファイルを出すのか、もし指定通りでなかったら、いちいち連絡して出し直してもらうべきなのか。人数が多いので、チェックだけでも大仕事になりそうだ。それ以外にも今時の子なのに「スマホで録音する方法がわかりません」と連絡してくる子もいる。寮に住んでいるのに、教えてもらえる友達がいないのだろうか。手がかかりすぎ。いろいろ考えると頭が痛くなる。

〇三年生の授業もそうだ。授業では新出単語についての説明をしてから、重要な単語については造句をしてもらう。たとえば「削る」。この単語で造句させると、これまで何人も「リンゴを削る」という文を書く学生がいた。そこで、学生に造句をしてもらう前に、「中国語では『削苹果』というけれど、日本語では『リンゴを削る』と言わずに、『リンゴをむく』と言うんですよ」という説明をした。丁寧に黒板にリンゴを削る」と書いてバツ印までつけた。しかし、その後、学生に自分が書いた文を黒板に書いてもらうと「おかあさんは子どもにリンゴを削ってあげました」と。だから、それじゃだめだって今言ったばかりでしょう!?と頭がくらくらした。その後、提出してもらったノートを見たら、他にも「リンゴを削る」組がちらほらと。

〇授業中にスマホを出してこっそり見ている学生を見つけたが、いちいち授業を中断して注意するのもいやだったので、無視していた。そうしたら、いつのまにか、何人もの学生がおおっぴらにスマホをだしてせっせとSNSか何かに打ち込みをしている。そこまで来たら見逃すわけにはいかないと思い、「何人もスマホを出している人がいますが、いますぐやめてください。ここから、みんな見えていますよ」と言ったら、みんなおびえた目つきでスマホをしまった。わたしが気が付いていないとでもおもったのだろうか。そのほんの数分あとに、またおおっぴらにスマホを出して眺めている子がいるので、そちらをじっと見ていると、隣にいる子が気が付いて彼女の腕をつついてわたしが見ているのを教えた。彼女はびっくりしたようなおびえたような眼をして、慌ててスマホをしまった。でも、たぶん、来週の授業ではまた同じことを繰り返しそうな気がする。


こういうふうに、話が通じない学生たち相手に授業をしていると疲ればかりがたまってくる。もちろん、まじめな学生もいるが、もう何だか気力が尽きてきてしまった。


2024/01/03

偽坊主

 一日が余計に休みになっただけで二日から通常の生活に戻った。

今日は、午前中は大学で午後は寺に行った。

今日はなぜか一時間も早くついてしまった。教室ではいつもお坊さんの一人が昼寝をしているので、早く行くと邪魔をしてしまう。そう思って、本殿の前に座って本を読んで時間をつぶすことにした。ちょうど天気も晴れてポカポカ暖かかった。

そうしていると、誰かが私に声をかけてきた。顔をあげてみると、尼姑が立っている。ここでわたしが教えている人ではないし、見たこともない顔だった。他の寺からここへ用事があってきた人だろうか。

「阿弥陀仏。わたしの身内が病気になって急に帰らなければならなくなったのですが、車代もありません。少しお金をいただけませんか」というようなことを言う。もっと仏教らしい言葉遣いだったので、よく聞き取れないところもあったが、そういう意味の内容だった。

「あなたはここの方ですか」と尋ねてみると、「通りがかりだ」と言う。

この人はわたしのことを観光客だと思っているのだろうが、出家者だったら、こんなことを見ず知らずの観光客に言うだろうか。もし本当に出家者で困っているのなら、観光客ではなくて、ここの寺の出家者に相談するのではないだろうか。

一応、剃髪しているし、僧衣も来ているから、もしかしたら?と思ったが、

「わたしはここで日本語を教えている日本人です。あなたの言っていることは聞き取れません。ごめんなさい」と言ってその人から教室のほうへ逃げた。

教室に着くと、もう二人のお坊さんが来ていたので、「外でこんな人がいたけど、本物のお坊さんはそんなことするはずがないよね」と聞くと、二人とも「ありえない。それは偽物だろう」とのこと。三人で元のところに戻って、その人を探してみたけれど、もういなかった。寺でお香を売っているおばさんにも聞いたが、知らないとのこと。

お坊さんによれば「うさぎ先生がここで教えていると言ったから、まずいと思って逃げたのだろう」と言っていた。その後、わたしが教えているもう一人のお坊さんも来たので、その話をすると、彼女はすました顔で「むかしから、そういうのはよくあること」だと言っていた。

しかし、仏の名をかたって人を騙す人がいることにも驚いたが、寺の人が行き来するような場所でそういう詐欺をしていることにも驚いた。たしかに他の寺のお坊さんがいろいろな用事で訪ねてくるし、わたしにも小さな声で話しかけてきたから、意外と誰にも不審に思われないのかもしれない。

お坊さんのいうことだと「そういう人は僧衣を着ていても、僧衣の下に着ているものまで気を使わないから、足元を見て僧が履いているような裾を絞ったズボンをはいているか確かめてみればいい」ということだった。