2024/10/28

活珠子

 前から一度買ってみたいと思っていた活珠子を買って食べてみた。

ベトナムやフィリピンなどでもよく食されているらしい。

何かというと、成長しかかった有精卵である。

中国では、まだ雛の形が不明確なものを「活珠子」といい、雛の形がはっきりして羽毛が生えている状態のものを「毛蛋」という。

このあいだ、ハルビンの中央大街で売っていて、買ってみようかと思ったが、結局買わなかったのが心残りだったので、タオバオで探してみたら、いくらでも売っていた。外で熱いのを買ったほうがおいしそうだが、とりあえずどんなものか買ってみた。

毛蛋はちょっと抵抗があるので、13日目の活珠子を買ってみた。タオバオではだいたい40個1セットで売られているが、一個から買える店があったので一個だけ買った。

              殻をむいて皿に出したところ。
          五香味のを買ったので、ゆで卵と五香を合わせたにおいがした。


           指で崩したところ

左下の黄身の部分は、煮過ぎたおでんの卵のような感じだった。何か硬い歯ごたえの部分があったが、そのままかみつぶして食べた。

右上の部分はよく見ると、何かに分化しかかっているようにも見えた。しかし、よく見ると食べる気がしなくなりそうだったので、エイやっと口に入れて食べてしまった。特に硬い部分もなく、やわらかい肉みたいな感じ。特に抵抗はなかった。

しかし、だからといって、次は18日目の毛蛋に挑戦できるかと言ったら、それはやはりハードルが高い。ネットで見ると、毛蛋のほうは殻の中で雛が死んで孵化しなかった卵を売っている可能性もあるから、必ずしも安全ではないと書かれていたし。

とにかく活珠子を一回食べたら気がすんだので、これからは買うことはないだろう。



5 件のコメント:

  1. 心の殻を破れば、おいしいんですね。

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  2. 検索したら、18日めのほうが美味しいらしいです。私は食べないけど。

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  3. 無理無理〜!
    うささんすごい!

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  4. そうなんですか?
    半分くらいは肉のようになっていますが、鳥の形にはまだなっていないので(よく見れば一部なっていたかもしれませんが)、意外と大丈夫という感じかと思ったのですが(;'∀')

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