今日の午前中は自分の科目の試験監督。
試験監督をした他の先生から「今回の試験問題は少し簡単すぎないか」と言われた。
試験に先立って平常点をつけたが、それが存外よくなかったので、期末試験の問題はやさしめに作ったが、今日採点してみてわたし自身も少しやさしすぎたかなと思った。
わたしの試験はノートなどの持ち込み不可だが、記述問題のテーマは事前に教えてある。たぶん学生はAIなどを使って文章を作って覚えてきているので、評論家顔負けの文を書いてくる。授業の感触では、学生のレベルは確実に低下しつつあるのにである。
自分でぎこちない文章を書いてくる子とAIで難しい内容の自然な文を書いてくる子では、どちらを評価すべきか。…みたいなことを考えていると採点するのがいやになる。
先生の中には、「これからはAIの時代だから、それを利用して高レベルの答案がだせるのならそれはいいんじゃないですか?」という人もいる。そういう人は躊躇することなく、試験問題もAIで作る。つまりAIが作成した問題に、AIで作成した答案を書く。
だったらもう大学いらないんじゃね?
そんなことを思うと、ますますわたしのやる気もなくなってしまうのである。
〇読書は地下鉄の中で張愛玲の『红玫瑰与白玫瑰』を半分くらい読んだ。
なんとなく知っている内容だとおもったので、家に帰ってから調べてみると、この小説は映画になっていて、わたしは以前にそれを見たことがあるのだった。たしかそんなにおもしろいとは思わなかったような気がする。妻が便秘でトイレで苦しんでいるようなシーンしか思い出せない。小説のほうは、これまで読んだ張愛玲の作品の中ではマイルドな不倫物語。
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