いろいろ忙しいのに、中国の生活はますます面倒くさくなった。
今日の連絡では、48時間ごとにPCR検査をしないと、公共の場所(たぶん大手スーパーも含まれる)にも入れないし、バスや地下鉄にも乗れなくなるらしい。
もうじき連休が始まるので、学生たちが学校からでないように、誓約書みたいなものにサインもさせていた。
どうなるんだろうね。
いろいろ忙しいのに、中国の生活はますます面倒くさくなった。
今日の連絡では、48時間ごとにPCR検査をしないと、公共の場所(たぶん大手スーパーも含まれる)にも入れないし、バスや地下鉄にも乗れなくなるらしい。
もうじき連休が始まるので、学生たちが学校からでないように、誓約書みたいなものにサインもさせていた。
どうなるんだろうね。
コパさんのブログで「伽耶子のために」のことを読んで、
あの映画を神保町の岩波ホールでみたことを思い出した。
あのころ、もちろんネットで本を買うこともできなかったし、スズラン通りの内山書店や東方書店で買物をするのが何よりも楽しかった。そのついでに岩波ホールに立ち寄って文芸映画を見たこともあったっけ。
そういえば、主演は南果歩だった。なんか薄幸そうな雰囲気で、見ていてあまりにも貧しそうで、その貧しさに若い二人が負けるようなそんな映画だった。
そんなことを思い出しているうちに、急に懐かしくなって岩波ホールのホームページを見てみたら、今年の夏に閉館するそうだ。しかし、その閉館に立ち会うこともできなさそうだ。
さようなら、岩波ホール。
家の近くの盒马に行くと、今日も米や麺などがほとんどなかった。
耳をすませて周囲の人の話に聞き耳をたててみると、やはりみんな買いだめをしているようだった。
いったん家に帰ってもう一度、盒马から歩いて五分くらいの古いスーパーに行ったら、
そこには普通に米でもラーメンでも売っていて何でも買えた。
これはどういうこと?
よくわからないけれど、そういう状態だった。
〇ほとんど買い置きをしないわたしだったが、万一、家から出られなくなったら困るので、
珍しく野菜や肉などを大目に買った。何年もあまり料理をしなかったが、このところ家で食事を作っている。そのため、味噌をネットで買い、電子書籍の「一汁一菜でよいという提案」(土井善晴)という本を買った。
これは思ったよりもいい本だった。日本食といえば、寿司、てんぷら、すきやきなどがあげられるが、日本人の生活をささえてきたのは、そういうハレの食事ではなく、素朴なケの食事であり、それは気負うこともなく、毎日の生活の中でできる範囲でたんたんと作り、楽しんでいけばいいのだ。中国に住んでいると、中国人の中には、日本人は毎日のように朝から寿司を食べていると思っている人が冗談ではなく本当にたくさんいて、うんざりしてくるが、そう、わたしたちの食事ってこういうものよねと懐かしくなるような食について書かれている。時間があったら、また読もう。いまこんな中国にいて、遠くから帰れない日本を思うためにまた読もう。
5点足りなかったんだそうだ。
やっぱりこんなこと言っちゃいけなかったよね。
人にはコンディションがあるし、不測の事態があっていつもの実力が出せないことがある。だから、一回目に落ちた時に言うなら、まだOKで「次はがんばれ」と思うかもしれないけど、その9割方の人が合格する試験に落ちて二回目で5点足りないなら、もう言うだけ恥じゃない?
通訳案内業の試験だとか英検だとか、二次試験が二度まで受けられる試験がある。二度であって、「何度でも」ではないのは、普通は二度受けてだめなら、それはもう実力でしょう?ということなのだと思う。
〇最近、ほかの人の言動をみて、「ああいう言動はしちゃいけないな。恥ずかしいことだな」と思うことがいろいろあった。気をつけよう。
昨日、学校で全員PCR検査。朝見たらもうアプリに結果が反映されていた。陰性。
昨日は西湖区全体で検査がおこなわれたようで、アパートに帰ったら夜おそくまで「まだ受けていない人は今すぐ受けてください」をメガホンをもった人が巡回しながら叫んでいた。
こんなに検査したら、平穏な学校でも陽性の人が見つかってしまうのではないか。そう思って中国人の先生に尋ねると、「もしそうなら、学校は閉鎖じゃない?他の学校では全員どこかに連れていかれて隔離されたみたい」と。全員隔離ってそんなに隔離をする場所があるのだろうか。いったいいつまでこんなことが続くのだろう。
昨日は夏のような日差しの中を三回目のワクチン接種に出かけていった。
前回、前々回と同じ衛生センターだが、入口で健康コードや行程コートの確認だの、体温測定だのがあって、中に入るだけでもめんどうくさかった。しかし、入ってしまえばあっさりと三回目の接種はおわり、30分待機してから帰宅。
当日は特になんともなかったが、今日になってから頭の芯が痛くなり、昼頃さっさと帰宅。
電子書籍で桐野夏生の「燕は戻ってこない」を購入して、ベッドで眠ったり起きたりしながら読了した。日本の貧困や生殖産業などを題材とした小説。おもしろかったが、日本の衰退の描写がリアルでつらくもあった。しかし、結末はあまり納得できなかった。最後で赤ん坊が二人生まれて、その光で登場人物たちの人生がいきなり明るく照らされたかのような結末である。自分一人で暮らす収入でさえ満足にない女性が赤ん坊を連れて逃げていったい生活が成り立つのだろうか。現実の世界では、子どもがいるがゆえに生活にゆきづまり、心が荒れてしまう人だっているんだろうに。実際、私だって、子どもが小さいころは今に比べたら、ぜんぜん心穏やかではなかったものね。
〇今日は夜になってから、社区の人がアパートの私の部屋に検査キットを届けに来た。自分で検査して、陽性だったら連絡してくださいと。なんとか自分で検査してみたら、陰性。
それなのに、明日は学校でも全員が検査。また一万人以上が学校のグラウンドで検査するのだそうだ。雨がふらないといいけど。
近くのパン屋はパンが供給できなくなって、臨時休業。
ファミマからもお弁当やパンが姿を消した。
学生も休みが開けたら、「ドナドナ」されて数人姿を消した。
同僚の先生と「こんなことをやっていてもキリがないですよね」と愚痴をこぼし合う。
〇このニ三日ですっかり暑くなった。学生の中にはもう夏と同じような薄着をしている子もいる。それなのに、昨日の夜、私はいつものように電気毛布にくるまって寝ようとしていた。
そうしたら、突然、パチパチと音がして、電気毛布のコードから火花が噴き出して、急いでコンセントを引っこ抜いた。もし眠ってしまってからこんなことがあったら、たいへんなことになっていただろうと思う。
まだ買ってから数か月しか経っていないし、安かったわけでもない。タオバオで購入した店を見てみると、「故障した場合は交換する」と書かれているが、同じ製品に交換してもらっても怖いので、毛布は朝捨ててしまった。
今度の冬は、電気毛布はやめて、布団乾燥機とゆたんぽで温まってねることにしよう。
ぷーちんも歴史に名を残す極悪人になって晩節を汚したな。
ウクライナのニュースを見ると、悲惨すぎて胃が痛くなる。
例のご一家も、お坊ちゃんの進学だの、娘の移民だので、独裁国家顔負けの横暴かましてやりたいほうだいの真っ最中である。
御用学者だの、御用報道機関だの、政府機関だのを巻き込んで、見え透いた猿芝居。
しかも、こうやって、自分の名誉に泥を塗り、わがままを何でも押し通したのにもかかわらず、家族全員たいして幸せそうにも見えない。
人生の意味は何かとか、大仰に考える必要もないと思うが、それにしても一度の人生をこんなに恥ずかしい生き方をして何とも思わない人たちっているんだな。
見物するだけならおもしろいとも言えなくないが、これが回りまわって、わたしたち下々の生活にも少なからず影響を与えるんだろう。わらってもいられない。
青団は、日本の草餅よりも、もっと緑が濃くて、もっと丸くてコロンとしています。
もち米系は、最近食べると胃がもたれるので、わたしは買いませんが。
〇休みが明けたら、隔離されてしまった学生が何人もいて、学校にPCR検査場が設けられていた。必要がある人はそこで検査が受けられるらしい。
隔離された学生は誰も市外へ行っていないようだ。市の中心部などに行って、濃厚接触者になったらしい。また、授業の中継をしなければならなくなった。
その場合、小さいカメラを教室のパソコンにつないで中継するようにと言われ、そのようにしていたが、よく見ると、パソコンのモニターに映っている画面を直接共有することもできるのに気づいた。そのほうが、画質もいいのに、なぜみんなカメラを使って中継しているんだろう。やり方をしらないのだろうか。まさか…。
清明節の連休が終わる。
街のスーパーではどこでも「青団」を売っている。丸い草餅みたいなもの。
最近は中にチョコレートやチーズが入っているものもある。そういえば、北京では清明節のころでもあまり売っていなかったような気がする。
北京にいたころ、わたしが「草餅」の写真を大学で見せると、「ああ、これは青団でしょう?」と言っていたのは武漢出身の先生。が、他の人はあまりなじみがないようだった(ような気がする)。
せっかくの連休だが、コロナのせいでどこにもいかなかった。学校からも「むやみにでかけるな」と言われた。
そこであれこれやろうと思っていたのだが、暇になってみたら、いままであまり考えずに先延ばしにしてきたことがいろいろ心配になり、そのことについて考えたり調べたり考えたりして三日間がすぎた。
三日間を無駄に過ごしたような気もするが、一応、心配事の解決もなんとか見通しがたったような気がするので、よかったと言えるのかもしれない。
〇娘は四月一日から転勤になって新しい職場で働きはじめたようだ。
それでこの年度末は引っ越しもあって、いろいろと気をもむこともあったらしい。
今日あたりで一応一段落ついたのか、のんびりした声で電話をしてきた。
新しい職場では、オフィスに食べ物や飲み物の自動販売機があって、社食はいままでのところよりも高くなったけれど、ケーキや果物もあって…。
なんだか聞いたような話だなと思った。
あ、そうだ。あの時だ…。
娘が私立中学に入った時、学校にジュースの販売機があることだとか、アイスクリームを売っていることだとかを嬉しそうに話していたっけ。あれはもう十数年前のこと。
なんだか進歩しない娘だな…。わたしもだけど。
〇Amazonから来たメールの題名は「Amazon.co.jpでのご注文542-8674256-7392439」というもので、荷受け先は次のようになっている。
荷受先:
山本 勘人
980-0004
宮城県
仙台市青葉区宮町
1丁目1-25
注文合計: | ¥ 97,500 |
支払い方法 | |
クレジットカード: | ¥ 97,500 |
今日は清明節の振替出勤日。
最近あったことといえば、メールボックスにAuとAmazonを騙った詐欺メールがはいっていたこと。どちらもずっと利用していないので、すぐ詐欺だと思った。Auは放置。Amazonはカスタマーサービスにチャットで問い合わせた。Amazonは電話もチャットもこういうものを中国人が担当しているようだ。うちの学生もこういうところでバイトしたという話を聞いたことがある。とにかくそれでそのメールが詐欺だとわかったので、安心して放置。たぶん、慌ててメールの中にあるURLをクリックしてしまうとそこから罠にはなるのだろう。
それと、市内のあちこちのスーパーで葉野菜が姿を消したこと。ネットで見ると、「市内には野菜がたくさん出荷されているから、安心して」という記事がたくさんあるが、日本でトイレットペーパーが消えたのと同じで、店で品薄になればみんなが買い占めるのは同じ。