2024/07/30

猛暑

 昨日は生垣を刈る業者がくるので、家にいた。

朝、9時に来た。二人で作業して一時間で私が見た感じではだいたい8割以上のできあがりになった。そこで若いほうの一人が帰っていった。あとはもう一人の人だけで最後までやるのだそうだ。その話を家の外で聞いただけで私の顔は滝のような汗。外の人たちに飲み物を渡す。

それから40分くらいたって、家の中から見た感じでは「もうこれでいいんじゃない?」と思うくらいにきれになっていた。そこで家から出て、「今日はとても暑いから、もうこれくらいでいいです」と言いに行ったら、「あと少しです」とのこと。

それからまた40分くらいたって、また外に行って「もうきれいですからこれで結構です」というと、「あと水を撒いて泥をきれいにしないと」という。「じゃ、簡単でいいですよ」と言って私は家に。結局、12時ごろに帰って行った。外に以前から積んであった木の枝などももって行ってくれた。

暑い日にもうしわけなかった。いつも人がいない家なのだから、短く切ってくれれば適当でもよかった。しかし、業者からみたら、夏に仕事がなくなるのも困るから、こんな猛暑の夏の依頼も迷惑ではないのだろうか。外で刈込が終わって業者さんが帰って行った時には、ほっとした。

2024/07/29

一週間

 春月ねいさんと食事してからだいたい一週間たった。

火曜日は相続の手続きのために実家へ。帰りに妹と横浜の崎陽軒のカフェで世間話。

木曜日は息子の結婚式のために着る留めそで他の試着のためにイクスピアリに行った。

ネットで見たそういうものの相場に比べるとかなり高い感じだった。

お店の人はいろいろ出してきたが、留めそでなんて留めそでにすぎないしこだわりもないので、真ん中くらいのレンタル料のを適当に選んだ。あっという間に選び終る。

イクスピアリは初めて行ったが、思ったのと違って庶民的なショッピングセンター。

帰りにイクスピアリのサイゼリアでパスタかきこんで帰ってきた。

土曜日は娘と有楽町でミュージカル「モダンミリー」を見て、シャンテのリーベルでパンケーキ。

日曜日は娘と早大の演劇博物館に行って、そこで別れて、一人で東洋文庫ミュージアムに行った。その後、六義園。

早大演劇博物館では、宝塚出身の越路吹雪の特別展をやっていて、それをめあてで行った。

娘は早大に足を踏み入れるなり、母校のN大自慢。「早大なんかN大に比べれば狭苦しい大学だ」とか。いつからそんな愛校心が?

わたしは春月ねいさんが大学院時代をすごした大学の学部に行っていたのだけど、みすぼらしい大学なので、そんなふうに思ったことがない。大学時代はあそこしかしらなかったからそれが普通だと思っていた。たまにT大などに用事があって行ったが、T大はなにしろT大だし、差があっても当たり前だと思っていた。その後、他の旧帝国大学などをみるにつけ、母校はしょぼい大学だったんだなと気が付いた。

その後、長い間行こうと思って行っていなかった東洋文庫ミュージアムに行ったが、そんなに見たいものもなかった。だけど、ここをご覧になっている諸姉は教養があるのできっと行ったら楽しいだろう。展示品はとても少ない。「え、これだけ?」と思ったら、本当に「これだけ」だった。

あの文化的な雰囲気の涼しい場所でぼんやりとすごすのはいいかもしれないが、チケット代は800円。わたしは株主優待券で行ったので無料だったからいいけど、ぼんやりのために800円を払うのはちょっと惜しい。

帰り路で立ち寄った六義園は40年ぶり。景色は相変わらず美しかったが、うだるような暑さ。一周ぐるりとまわったらぐったりした。

出口から出ようとしたら、中国人観光客の御一行様が入園するところだった。子どもが三人くらい混じっていて、なんと振袖を着ている。浴衣じゃなくて、振袖。観光旅行者用の化繊のもののようだが、ああいうポリエステル系は正絹よりも暑い。子どもたち、大丈夫かなと思いながら、見送る。

それが昨日の一番印象に残ったことだった。

家に帰ったら、夫も中国から帰国していて、一階のリビングはものだらけになった。

息子の結婚相手の女性をまだ一度も家に呼んでいない。そういうのって、怪しい家庭みたいだなと思ったが、仮住まいだし、やはり普通の家のようにはいかない。

二年たって本帰国したら、呼びましょう。とりあえずは再来週に鼎泰豊で一緒にディナーすることになった。

夫の一時帰国中に分譲マンションを物色しにいくことも予定している。

その結果次第で、今後、夫と仲良くできるか、できないかが決まりそうな気がする。

先日春月ねいさんの話を聞いたが、ねいさんはもっと麗しい何かが心の基準になっているようだった。それなのに、あさましい私と友人付き合いしていただいてうれしい。


2024/07/21

水戸

 土曜日は水戸に行った。

娘が付近に住んでいるが、家に戻ってくるのは面倒くさいというので、こちらから行ってみた。前に水戸に行ったのは、今つとめている大学に出す無犯罪証明書をとりに警察に行った時。茨城県は縦に長いので意外と行くのに時間がかかる。



             ↑水戸駅前 黄門様の像

駅からバスにのって、歴史博物館へ。

まずカフェで食事してから、展示品を見て、そのあと外の蓮の花が咲いている庭をみて、昔の小学校の校舎をみた。

そのあと、バスにのって弘道館へ。バス停を降りたら、急にものすごい豪雨。チケットを買って入口まで行くのに、傘をさしていたが、スカートから水が滴るほど濡れた。中をうろうろみているうちに雨があがり、そのあと水戸一高にいき、水戸城の薬医門をみて、そのあと水戸黄門生誕の地を見て、駅に行って夕食をとって帰ってきた。

          

            ↑大雨のあとの弘道館


           ↑水戸光圀生誕の地

カンカン照りの日にさらされたり、豪雨でずぶぬれになったりしたせいか、異様につかれた。

今日はそういうわけで、家でテレビを見ながら縫物をして、すごしている。

明日はいつもの中村屋で春月ねいさんと食事。たのしみにしています。

2024/07/19

美容室

 昨日は美容室に行って、カット、酸性カラーをしてもらった。

今回帰国したのが、月曜日の夜。翌日火曜日は美容室の定休日なので水曜日にいつも予約を取っているところに電話したが、何度かけてもつながらない。水曜日にでかけたときにそのそばを通りがかったら、閉店していた。

ネットで付近の美容室をさがすと多数でてくるが、この中から、おばさんがいくような落ち着いたところを探すのは結構むずかしい。駅ビルに入っている美容室を思い出し、電話したみたら、予約は受け付けていないので直接来て順番を待つようにいわれた。

朝9時40分の開店時に行ってみると、もう店の外で開店を待つ人たちがちらほら。結局、一時間待って、カットと酸性カラーをしてもらった。これまで行っていたところよりも2000円も安かった。しかし、しあがりはあまり変わらなかった。

あとは、家の生垣を刈ってもらう業者を探さなければならない。昨年来てもらったところは廃業したのか連絡がとれない。みつもりサイトに見積を申請したらいくつかの見積が来て、そのうち近くて安いところに詳細を尋ねたけれど、半日たったが連絡がない。他のところに連絡してしまってもいいのかな?他のところに連絡して、そちらが決まってから、前のところから連絡きたら、断るのが気まずいし。そんなことは考えなくてもいいのかな。


どんなことでもいつも同じところに同じように依頼できればいいのだけど、なかなかうまくいかない。

2024/07/18

iPadを捨てたこと

 日本帰国の前夜、戸棚をあけて持っていくものを考えていたときに今使っているiPadの前に使っていたiPadが膨張して前面のガラスが外れているのに気付いた。

ネットで調べてみると、日本のネット記事でも中国のネット記事でもそのまま放って置くと発火・爆発の恐れがあると書かれている。今まで気づかずにいて何ともなかったのだから、すぐに発火したりすることはないだろうが、二か月も留守をするのにこのまま置いておくのも心配だ。中国のAppleのサポートを見つけてチャットで「iPadが膨張しているが、ほっておいても大丈夫か?どこに廃棄したらいいか」と聞いたら、「修理しないんですか」との返事があったので、「修理しません」と書くと、そのあとは定型文が表示されるだけで返答がなかった。

何でも適当に捨てている中国でも、ゴミ置き場に捨ててはいけないらしい。ゴミ置き場には「有害ごみ」と書かれた赤いペールがあるが、あそこに捨てるのもまずいだろう。

さらにネットでいろいろ調べてみると、「そうそう簡単に発火したりするものではない」とも書かれている。特にバッテリーの会社のHPには「古いバッテリーが膨張するのは当たり前であり、危険はない」とも書かれている。翌日午前中に家をでなければならないから、Appleストアにもっている時間もない。そこで、パソコンと一緒にパソコンケースに入れて持ち帰ることにした。

空港の安全検査でも、リュックからパソコンケースを取り出してトレーに乗せて出したが、そのまま通過。無事に日本の家に持って帰ってきた。

その後、どこに捨てたらいいか、またネットで調べる。回収業者はあるが、膨張したのものは送らないでくださいと書かれている。ゲオのような引き取り業者は壊れたものでも引き取るらしいが、外国版のiPadは引き取り不可。家電店も膨張したものは、回収しないらしい。都内のAppleストアにもっていけばいいらしいのだが、それも面倒だ。

最後に市のHPを見てみたが、家電回収ボックスに入れていいものとして、タブレットは書かれていない。隣の市のも見たら、そこにはタブレットも入れてよいと書かれているが、膨張したものは多分入れてはダメだろう。いろいろ考えて、自分が住んでいる市の市役所に電話をしたら、「回収ボックスに入れないでください。市役所の担当部署にもってくれば引き取ります」とのこと。そこで、市の廃棄物対策課にもって行って回収してもらった。

iPadは買うのは簡単だが、こういう状態になったものを廃棄するのはなかなかたいへんだった。

今回は帰国直前になって膨張しているのを見つけ、帰国前の日はいろいろ考えてよく眠れなかった。今度からは、こんなことになる前にさっさと処分しよう。

2024/07/17

日本に帰ってきました

 おととい帰国しました。

そして、昨日の午後やっとレンタルWi-Fi受け取りました。

なぜかコンビニ受け取りが前回からできなくなったので、翌日受け取りにしたのですが、本当に不便です。家に帰ると、昨年ほどではないにしても、夫がやりっぱなしたものがいろいろあり、とりあえずに三日は掃除や片づけものです。


2024/07/11

瀋陽に行ってきた

 8日から11日の今日まで瀋陽に目的もなく行ってきた。

一日目は着いたら夕方だったので、まだ日は高かったが、移動だけで終わった。

二日目はまず瀋陽故宮。そこに行くまでの間、「ああ、北方ってこんな雰囲気だったな」と懐かしい思いで歩く。別に北方だからといって涼しいわけではない。あの埃っぽく乾燥した空気感。建物や人の雑な雰囲気。言葉でどう形容したらいいのかわからないけど、「あの感じ」。

故宮を見て、そのあと、張氏帥府。張作霖と張学良の家族が住んでいた四合院と、西洋風の大青楼と小青楼。こういう感じのものは、中国に来てからいくつも見たが、少し経つとみんな同じような記憶になって区別がつかなくなってしまう。たとえば、宋慶齢故居とか、天津の静園とか、南京の総統府とか…。たいへんな人出で階段で誰かが転んだりしたら、事故になりそうな雰囲気だった。

同じチケットで金融博物館に入れるので、そこにも行った。「金融」なんてつまらなそうだなと思ったが、そこは昔の辺業銀行のたてものをそのまま使っているらしく、一階は当時の様子が再現され、地下には地下金庫もあり、なかなか楽しかった。

まだ時間があるので、中山広場へ。日本統治時代の奉天の中心だったところらしい。当時の日本人が経営していた銀行やホテルや郵便局などの建物が、今もそのまま銀行やホテルや郵便局として使われている。中山路を歩いて瀋陽駅へ。そこは旧奉天駅だったところらしく、東京駅に似た赤い建物だった。一日目はそこの近所で麺を食べて終わり。

二日目は北陵公園へ。この中には昭陵といって皇太極の墓がある。公園も昭陵も広大で、公園に入ってから昭陵までかなりの距離があり、昭陵自体もかなり大きく、階段の上り下りが多い。昭陵をぐるりと見て、その後、皇太極の広場に出て地下鉄に乗って「九一八博物館」へ。

「九一八博物館」は郊外にあるのかと思っていたら、幹線道路のような道のわきにあった。近く現代的できれいなショッピングモールもあった。そこに例のあの物々しい建物が建っていた。チケットは無料だが美団のアプリで入手しなければならない。普通は外国人の場合は身分証明書番号がないので、パスポート番号で代替できるようになっているものだが、なぜか九一八博物館はそれができないようになっている。

他の観光地でもまれにそういうことがあるが、そういう場合、「外国人は入れないのですか」と聞くと、たいていパスポート提示で入れることが多い。しかし、場所が場所だし、最近蘇州でああいう事件があって反日的な人たちもどこにいるかわからないし、たくさんの人が行列しているところをかき分けていって、日本のパスポートを提示して入れるかどうか聞く度胸が私にはなかった。気が小さい私は、フェンスの外から写真だけとって、博物館を後にした。

しかし、まだホテルに帰るには早すぎたので、瀋陽市博物館へ。

なかなか立派な博物館で、楽しかった。もう一日たっていろいろ忘れ始めてはいるのだが、とにかく楽しかった。何よりも涼しくて、疲れたら座れるのがいい。

そこも近代のフロアの大半は、九一八など日本侵略を伝える展示だった。劇団四季の「李香蘭」の中でも歌われたあの有名な「松花江上」が流れていた。しかし、この手のものとしては、あまり過激ではなかった。

三日目は午前中、遼寧省博物館へ。そこも楽しかった。早めに空港へ。

こんな感じで四日間の瀋陽旅行が終わった。次はどこに行こうかな。

(殴り書きの覚書です。文章めちゃくちゃ)


2024/07/05

暑い

 先週の金曜日に試験の始末が終わって、それ以降、夏休みになった。

日曜日は同僚の歓迎会。といっても、もうその人がこの学校に来てから一年もたっているけど。誰もいいださないので、「遅くなりましたが、歓迎会でも?」と私から誘って学校の近くのお洒落なレストランで食事会をした。最近の中国には、中華風のレストランだけでなく、カフェ風のおしゃれなレストランも多い。

早めについてしまったので、近所のショッピングセンターで買い物などしたが、歩いているだけでも息苦しいような湿気。たいして暑くないのに汗が噴き出る。

その次の日は一人でイオンモールに食材を買い出しに行った。

その後、家で動画をみたりして、ずっとゴロゴロすごしてしまった。行くところもないし、

外は雨降りか、猛暑かのどちらか。というよりは、それがダブルで襲ってくるような嫌な天気だ。時間もあるし、近所にいくらでも景勝地があるとはいえ、でかける気もしない。

今日、やっと少し部屋の不用品をまとめた。まだまだ片付けはあるのだが、窓の近くに立つだけで、熱気が感じられるような暑さなので、早々にやる気をなくした。それでも今日はもう少しがんばるつもり。本も読みたいし。