春月ねいさんと食事してからだいたい一週間たった。
火曜日は相続の手続きのために実家へ。帰りに妹と横浜の崎陽軒のカフェで世間話。
木曜日は息子の結婚式のために着る留めそで他の試着のためにイクスピアリに行った。
ネットで見たそういうものの相場に比べるとかなり高い感じだった。
お店の人はいろいろ出してきたが、留めそでなんて留めそでにすぎないしこだわりもないので、真ん中くらいのレンタル料のを適当に選んだ。あっという間に選び終る。
イクスピアリは初めて行ったが、思ったのと違って庶民的なショッピングセンター。
帰りにイクスピアリのサイゼリアでパスタかきこんで帰ってきた。
土曜日は娘と有楽町でミュージカル「モダンミリー」を見て、シャンテのリーベルでパンケーキ。
日曜日は娘と早大の演劇博物館に行って、そこで別れて、一人で東洋文庫ミュージアムに行った。その後、六義園。
早大演劇博物館では、宝塚出身の越路吹雪の特別展をやっていて、それをめあてで行った。
娘は早大に足を踏み入れるなり、母校のN大自慢。「早大なんかN大に比べれば狭苦しい大学だ」とか。いつからそんな愛校心が?
わたしは春月ねいさんが大学院時代をすごした大学の学部に行っていたのだけど、みすぼらしい大学なので、そんなふうに思ったことがない。大学時代はあそこしかしらなかったからそれが普通だと思っていた。たまにT大などに用事があって行ったが、T大はなにしろT大だし、差があっても当たり前だと思っていた。その後、他の旧帝国大学などをみるにつけ、母校はしょぼい大学だったんだなと気が付いた。
その後、長い間行こうと思って行っていなかった東洋文庫ミュージアムに行ったが、そんなに見たいものもなかった。だけど、ここをご覧になっている諸姉は教養があるのできっと行ったら楽しいだろう。展示品はとても少ない。「え、これだけ?」と思ったら、本当に「これだけ」だった。
あの文化的な雰囲気の涼しい場所でぼんやりとすごすのはいいかもしれないが、チケット代は800円。わたしは株主優待券で行ったので無料だったからいいけど、ぼんやりのために800円を払うのはちょっと惜しい。
帰り路で立ち寄った六義園は40年ぶり。景色は相変わらず美しかったが、うだるような暑さ。一周ぐるりとまわったらぐったりした。
出口から出ようとしたら、中国人観光客の御一行様が入園するところだった。子どもが三人くらい混じっていて、なんと振袖を着ている。浴衣じゃなくて、振袖。観光旅行者用の化繊のもののようだが、ああいうポリエステル系は正絹よりも暑い。子どもたち、大丈夫かなと思いながら、見送る。
それが昨日の一番印象に残ったことだった。
家に帰ったら、夫も中国から帰国していて、一階のリビングはものだらけになった。
息子の結婚相手の女性をまだ一度も家に呼んでいない。そういうのって、怪しい家庭みたいだなと思ったが、仮住まいだし、やはり普通の家のようにはいかない。
二年たって本帰国したら、呼びましょう。とりあえずは再来週に鼎泰豊で一緒にディナーすることになった。
夫の一時帰国中に分譲マンションを物色しにいくことも予定している。
その結果次第で、今後、夫と仲良くできるか、できないかが決まりそうな気がする。
先日春月ねいさんの話を聞いたが、ねいさんはもっと麗しい何かが心の基準になっているようだった。それなのに、あさましい私と友人付き合いしていただいてうれしい。
どえらい精力的な過ごし方をしているのですね。最後で吹き出しまちた。
返信削除息子さんのご結婚、おめでとうございます。なんだかんだと気だけせわしいですね。
返信削除はい、ありがとうございます。
返信削除確かにたいしたこともしていないのに、気持ちだけせわしないです。