2025/01/30

縁は逃したら…

 中国に来たばかりの頃に北京から杭州へ旅行したことがある。

たしか工場用地を買い付けるための夫の出張に、わたしも杭州のじいさんに挨拶するためについて行った。

そのとき、南宋御街でそまつな木の額にはいった豊子愷の絵(もちろん印刷)を見つけ、買おうか買うまいか迷ったが、結局は買わなかった。小さい子ども二人が窓から紐を付けた籠をおろして粽を買っている絵だった。あの時はリュック一つで杭州に来ていたので荷物が増えるのがいやだったし、またそのうち買えるだろうと思っていたのだ。

それ以来、その絵にまた出会うことはなかったが、つい最近買った画集に載っているのを見つけた。しかし、壁に掛けられるような絵はタオバオなどで探してもいまだに見つからない。

ほしいものがあったらその場で買わないとそれっきりになってしまうことがある。

あの絵もその一つだった。

〇昨年の夏休みに某デパートで黒いリネンのワンピースを見つけて思わず足をとめた。

しかし、わたしが欲しいと思うのはたいてい似たような服でそれと同じような服をすでに持っていた。値段が気になって、値札を服の襟元から引っ張り出そうとしていると店員が来て、「お値段気になりますか」と聞かれた。値段はふだん買う服の価格帯を考えると少し高かった。「これ、いいですよね。でも、同じような服をもっているので買いませんけど」というと、「ええ、かまいませんから、ゆっくりご覧になってください」というようなことを言われた。

家に帰ってから「やっぱり買えばよかったな」と後悔し、一週間くらいしてからまたデパートに行ったら、もうその服はなかった。やはり買おうと思った時に買わないと永遠に縁を失ってしまうのかもしれないなと思ったが、あきらめきれずその店のネットショップを見てみたら、そのワンピースがあった。「残りわずか」という文字をみて思わず購入。

今回は一度の縁を逃しても次の縁があった。こうして他人が見たら区別がつかないような同じような服をまた増やしてしまった。でも、買わなかったら、きっといつまでも後悔するだろうからしかたがない。

2025/01/29

今日は一休み

 一昨日は妹と新橋と有楽町ではしごしてお茶と食事をし、そのあと有楽町でプらネタリウムを見た。そのあと、木馬館で大衆演劇でも見に行かない?と誘ったが、それはまた今度にしようということになった。

昨日は春月ねいさんといつものように中村屋グランナ。その後、以前にも利用したタカシマヤの中のカフェでお茶をして、さらに池袋でお茶をした。

春月ねいさんから豊子愷の本と北京の地図とその他いろいろいただいた。

家に帰ってから、豊子愷の本をのんびり眺めた。これを読めば豊子愷のことがざっくりわかるし、絵も多い。

北京の地図はおもしろかったが、四年半も北京に住んだのに、何がなんだかよくわからなかった。でも、それがおもしろかった。

ねいさんには豊子愷の本と絵(印刷)を進呈。

絵の中に絵があるのが気に入って、自分用にも同じものを買ってきた。

絵の中の絵をよく見ると、西湖の断橋と宝石山と保俶塔が描かれている。

この風景を見ると、うちのじいさんを思い出す。よく宝石山を越えて西湖畔まで一緒に歩いたものだった。絵の中の宝石山の向こう側の大学に春月ねいさんは留学していたということだから、きっとねいさんにとっても思い出のある風景だろう。

自分用に買ってきた絵はまだ筒に丸めたまま置いてある。中国に戻るまでにどこかで木の額を買って飾ろうと思う。

2025/01/22

雑用あれこれ

 帰国したらやろうと思っていた雑用をして一日がすぎた。

クレジットカードの有効期限が4月なので早めに送ってもらおうと思ったが、電話でカスタマーサービスに連絡するしか方法がないことがわかった。電話してみると「〇〇の方は〇番、〇〇の方は〇番、〇〇の方は〇番を押してください」のようなものが延々と続き、やっとつながりそうになると「たいへん混みあっていますので、このままお待ちいだだくか、後ほどダイヤルしてください」のようなアナウンスになってしまう。そして待っていてもつながらない。

これでは電話代がいくらかかるかわからないので、1100円で15分以内の電話がかけ放題というプランを申し込んだ。しかし、それはこうした電話には使えないことが後からわかった。

しかたがないので、延々と待ち続け、ようやくオペレーターが出てきたかと思ったら、「お客様、お客様、お声が聞こえませーん」とのこと。こちらの声が聞こえないらしい。

直前に市役所に電話した時には普通に使えたのだから、回線の問題だろう。楽天、使えないな。

結局、面倒くさくなって、そのカードはネットサイトで解約してしまった。

そのあと、あれこれのサイトを開いて、支払い用のクレジットカードの登録を変更した。もう面倒くさいことばかり。あと10年たったら、もう世の中についていけなくなるだろう。

その後、クローゼット用の防虫剤を買いに行ったり、生垣の刈込の予約をしたりして、一日がすぎた。

コパさんの書き込みをみて、「そういえば、杭州では『胡同』って聞かないな。〇〇巷ばかりだな」と思って調べたら、やはり「胡同」は「中国北方方言名词,指狭窄的街巷。今日以北京的胡同最为著名」だそうで、北方の方言なのだそうだ。

2025/01/21

帰国しました

ビスクドールを持ち帰ったので大変でした。
わたしがもっているビスクはどちらも13号の大きい人形です。
しかし、まずビスクドールを入れて、すきまに衣類などを詰めたら、キャリーは一つですみました。
このところいつも「中国→日本」では、キャリーに半分くらいしか荷物を入れず、重量も7㎏くらい。そういう軽い荷物に慣れているので、今回は重くてたいへんでした。

次回、帰国時にもうひとつのビスクドールを持ち帰れば、あとは気楽に本帰国できます。
お人形さんたちさえ持ち帰れば、あとは日用品ばかりで、どうしても持ち帰らなければならないものなんて、そんなにありません。
もう一つ、市松人形が残っていますが、それは小さいし、ビスクとちがって破損の心配もいらないから、いつでも持って帰れます。

明日はとりあえず帰国中にしなければならないことをまとめて、できることをできるだけします。まずはお片づけから。

2025/01/20

帰国準備

 しなければならないけど、だるい。

戸締りをして、ゴミ捨てをすれば基本的にはオッケーなのだが、今回は私の部屋にいるでかい人形のひとつをハンドキャリーで持ち帰ろうと考えている。

それをどうするか。やらなければならないけど、気が重い。

ここから安全に持ち帰るにはやはりハンドキャリーしかない。

持ってきた時にはEMSで送ってもらったのだけど、調べたところ、中国からEMSで送るには郵便局まで自分でもっていかなければならないようだ。

中国人なら家まで取りに来てもらえるが、外国人はだめらしい。そうだとすると、家の近くのどこに郵便局があるだろう。調べてみたけれど、そんなに近くない。最近はみんな快递を使っているから、郵便局はそんなに使わないんだろう。

もういいや。ハンドキャリーでやろう。以前、腕が取れた時に一度自分で持って帰ったことがある。あの時は今よりももっと大きいキャリーケースを持っていた。

今のキャリーに人形をいれて、衣類その他は別の折りたためるバッグに入れて行こうか。

その二つとリュックをもって空港に行く。最近は地下鉄が便利になったが、たいへんそう。これから今日中にいろいろとやってみなければならないが、面倒くさくてなかなかやれない。

〇さらに、さっき台所で醤油の瓶を割った。それを片付けていたら、他のことはやる気力がなくなった。

〇昨夜はまた妹などとLINEのグループで話し合いをする。わたしの息子と娘は正月に上海に行ったので、母(彼らにとっては祖母)のところに正月は行っていない。

だから、妹や妹の息子などとみんな一緒に母を呼んで新年会をしようという話だった。

ただ、正月に妹が母に会った時には、外出して食事をするのは億劫だと言っていたらしい。

昨年の誕生日ドタキャンもあるし、わたしの娘や妹の息子は遠方から行くことになるので、無理に新年会をしなくてもいいのではないかとわたしは思ったが、やることになりそうだ。


2025/01/19

見た映画と読んだ本

 昨日は食事をしにいくついでに映画も見た。

ラブコメ。香港で男にお金をだまし取られた女性が、その男を騙してお金をとりかえすというコメディ。部分的にはおもしろかったが、そんなにおもしろくはなかった。

今の香港ってどんななのだろう。四半世紀前に行ったきり。もうずいぶん変わったのだろう。

〇学生たちに山田ズーニーの「伝わる 揺さぶる 文章を書く」という本を勧めたので、自分でも再読してみた。中国語にも翻訳されていて、題名は「逻辑思维与写作」となっている。この題名ってどうよ?この題名、見るだけで読む気がしなくなる。題名大切。

他に「冥途の飛脚」と「春駒日記」も読んだ。

今年はNHKの大河ドラマが江戸時代の遊郭を扱ったもので賛否両論らしいけど、やはり美化していいものではないと思う。本当に悲惨。遊郭というものが豪華なしかけで思いっきり厚化粧されていたのは、そうでもしないと常人には楽しめないものだったからかも。

2025/01/18

あっという間に一週間

 先週の土曜日に期末試験の採点結果の資料を事務室に提出した。

それで一学期の仕事はおわったことになる。

帰国の便は21日なので一週間以上先。当初はこの一週間で安徽省など近場の旅行にでも行こうとおもっていたのだが、結局どこにもいかずに一週間がすぎた。

この寒いのに、知らない土地にわざわざ行って朝から晩まで歩いてまわることが本当にしたいのかと思うと、面倒くさくなって一日延ばしにしていたらあっという間に時間がすぎた。

昨日、朝パソコンを立ち上げたら「周五」という文字が目に飛び込んできて、「えっ、もう金曜日?」と驚いた。

一週間、遊んでいたわけでもない。たらたらと来学期の準備もした。二月中旬に日本国内で旅行する計画も立て予約もした。銀行口座にあったお金を日本に送金もした。大物の洗濯もした。来学期はいつもの科目のほかに、他の先生と共同でやる授業もあるので、ネットで連絡をとりながら、その計画もした。

しかし、本もろくに読んでいないし、充実しない一週間だった。


2025/01/13

日めくりが買えません

 春月ねいさん、すみません。

日めくりが買えません。あのあと書店から「在庫がありません」という返事がきました。

その後、いくつも「有貨」と書いてあるところを探して注文したのですが、「有貨」と書いてあるのに、みな後から「在庫がありません。他の日めくりでもいいですか」と連絡が来るのです。あと二つ、連絡待ちですが、買える可能性は低いような気がします。

実はそれ以前に豊子愷と杭州の両方に関係するお土産を春月ねいさんにあげようと思って買ってあったので、それを差し上げます。

毎年、豊子愷の日めくりはでているようなので、来年まだ待ってください。

2025/01/10

『曽根崎心中』読了してまた『曽根崎心中』

 角田光代の『曽根崎心中』読了。なんとなくライトノベル風でわたしの好みではなかった。

あの義太夫節の悲劇的な調べが思い浮かぶような感じのものが読みたかったので、角川ソフィア文庫版を購入。

それを読む前にプライムでレンタルして宇崎竜童主演の『曽根崎心中』を見始めたが、何だか宇崎竜童がイメージにあわない感じ。女性も何だか情念の女みたいで怖い。お初と徳兵衛はもっと若くなくてはいけないのではないか。

その後、YOUTUBEで文楽のダイジェストを見たが、それを見たら泣けてきた。やはり文楽すごい。

いつか文楽の『曽根崎心中』を見に行きたい。見に行くチャンスはあるかな。


〇年末の大学のカラオケ大会でもらった花が三週間たってもまだ咲いている。


試験監督

 今日の午前中は試験監督。

最近、うちの大学はどんどん管理が厳しくなり、試験監督は教室一つにつき二人ですることになった。そのため、一人あたりが試験監督のために学校に行かなければならない日が倍増した。以前は、中国人の先生などはスマホを見ていたりしたが、それも禁止(あたりまえだが)。途中でちゃんとやっているかどうか主任の先生が見に来る。

わたしももちろん真面目にやっているが、わたしが全然気づかなかったカンニングを中国人の先生がみつけた。スマートウォッチでカンニングをしていたのだという。よくそんなの見つけたな。今までわたしが見つけたカンニングはたいてい試験の答案用紙の下に紙を隠し、教師が見ていない隙にそれを出してみるというものだった。

午後から家に帰ってから、とりあえず昼寝して夕方から答案採点の続き。

採点自体は何とか終えたが、このあと中国人の先生にチェックしてもらって、システムへ登録して、各種書類をそろえて提出しなければならない。

〇というわけで、まだ寝ないでYOUTUBEで張国栄を見ている。


この歌、はるかむかし金妻の主題歌として日本でも流行ったが、その時は全然いいと思わなかった。しかし、張国栄が歌うのは、つい見惚れてしまう。

2025/01/08

一時帰国、何して遊ぼうか

 試験の採点で忙しいのに、娘からそういう電話がかかってきた。

実は、息子とその奥さん、それと娘は、この年末年始に上海へ行き、夫のコネで上海ディズニーランド大名旅行をしてきたらしい。ディズニーランドはどこも大混雑だが、少しも並ぶことなく、別の入り口からアトラクションに入って何度でも遊べたらしい。

いつ、夫はそんなコネを手に入れたのだろう。

とにかくそういうわけで、次は国内旅行に行きたいとのこと。

昨夜、社内の規定で年度末までに有休を何日かとらなければならないので一週間休めるという話で、いろいろ計画を考えたのだが、最後に娘が「規定はそうだが、急に仕事が忙しくなったらどうしよう」と言い出し、結局は旅行の話はまとまらなかった。

それ以外はミュージカル「ケインとアベル」のチケットを買った。

あとはまだこれから考える。

でも、それよりも、今は試験の後始末が先だね。

2025/01/07

腊八節

 日曜日にお寺で腊八粥をもらった。今日が腊八節。

お寺では今年も大きなタッパーに二つ分の粥をもらう。

糯米を食べると胃がもたれるので実は少し苦手だ。今年も一つをお坊さんに返してきた。

今日の午前中、わたしの担当科目の試験があったので、しばらくは採点で忙しい。


2025/01/06

「おまん源五兵衛」

 『好色五人女』読了。

第四話は、あの有名な「八百屋お七」。

何年前か忘れたが、春月ねいさんと雅叙園でお茶した時に「お七の井戸」を見た。

第五話が「おまん源五兵衛」。源五兵衛が出家しても「男色」のバイブルみたいな本を読んでいるところなどが面白かった。そこへ源五兵衛に惚れ込んだおまんが男装してやってくる。

なんだか祝英台みたいね。あ、梁山伯は男色じゃないから、そんなに似ていない?

その後、これといって手に職もない二人は一緒になってもろくに稼げない。ボロボロになったところをおまんの実家に連れ戻され、おまんの実家の山のような財産であっけなく幸せになる。

何だか「それで終わり?」と思うような拍子抜けする結末だった。江戸時代の物語はなんだか感覚が違いすぎてどんな気持ちで読んだらいいのかわからない。

その後、角田光代が小説化した『曽根崎心中』を購入。

バタバタしていて『灶神之妻』も読んでいないのに。

2025/01/05

失敗

 今日の午前中は寺で期末テスト、午後から学校に行って成績付けに必要な書類を印刷して、平常点を付け直すつもりだった。

それなのに、なぜ今いるのかというと、寺について、いざ試験を始めようとした時に、まちがって昨年の試験問題をもっていってしまったことに気づいたから。

こういう時に限って、USBメモリを持ってきていない。

しかたがないので、いったん家にUSBメモリを取りに戻り、午後二時から試験をすることになった。

とはいえ、休日の寺周辺は大変な混雑。午後からもう一度行くといってもたいへんだろう。早めに家を出なければ。

それに、これで今日午後から大学に行って、平常点の入力までをすますという当初の目論見は崩れた。


〇一日一話ずつ『好色五人女』を読んでいる。

間違いをしたら、そこから引き返したり、挽回したりすることが大切。

しかし、この中の女たちは、いったん間違いを犯したり、誤解されたりしたら、「えい、ままよ」とばかりに、そのままその道をもともと好きでもなかった男性と突き進んでしまい、最後には死ぬことになる。そこが読んでいて、理解できない。

江戸時代にこれが流行って、いまでも伝わっているということは、これが共感を得たということなのかな。『世間胸算用』と違い、おもしろくもないけど、つまらなくもないという感じ。

2025/01/04

『灶神之妻』谭恩美

 

「The Kitchen God's Wife」の中国語版が届いたので取りに行った。

前にも書いたが、中国語版は絶版になっているので、中古の本を注文した。最初に注文した書店からは「在庫がありません」との答え。
次に注文した書店からは「半月以上先の発送になりますが、いいですか」。三つ目の書店からは「あなたが注文した書籍は在庫がありません。別の出版社のならあります。それでもいいですか」。
どの書店も、タオバオのページにあると書いてあるのに、なぜこんな回答がくるのだろう。
しかたないので、三つめの書店に「別の出版社のでもいいから、発送して」と言って、送ってもらった。
それをもって地下鉄に乗り、ショッピングモールに出かけ、食事をしながら、20ページくらい読んだ。
中国系アメリカ人としてアメリカで育った娘と中国で育ってアメリカに移民してきた母。
アメリカ人として育った娘と中国人として育った母は全く違う感性をもっており、意志疎通は容易ではない。
娘は難病を患っているが、考え方の違う母に話すことを躊躇している。

…というところまで。
この後、母の人生の物語が始まるのだが、そこまでは今日は読めなかった。

〇学校の試験の書類の作成は結局はやらなかった。まだギリギリではないと思うと、なかなか手をつける気になれない。さっさとやったほうが、時間の節約にもなり、本を読む時間も増えることは分かっているのだけど。
「世間胸算用」のように、なかなか頭ではわかっていても、実行に移すのは難しいのだ。


2025/01/03

もう三日

 来週から試験。

教材や各種書類のシステムへの登録のしかたが頻繁に変わったり、書類の作成についての規則が変わったり、そうしたことが頻繁にあり、もう何が何だかよくわからない。

そうした毎日なのに、月曜日に学長主催のイベントがあり、それに参加しろだとか、自己紹介文を作成しろだとか、一般教員の都合をまったく考えない要請も来た。

月曜日には二つも試験監督があるので欠席の連絡をした。それでも中国語で自己紹介文を書けという。たぶん、わたし同様、出席できる人は少ないだろう。

システム登録や書類作成もこんなにバタバタしていては、きっとミスが多発するだろう。

わけのわからない管理の締め付けばかりがあって、まったくつまらない毎日になってきた。

学生もいまごろになって、「ずっと前の宿題を今出してもいいですか」とか、「ずっと前の欠席届を今出してもいいですか」などと言ってきて、そのためにいまだに平常点もまとめられていない。明日はそれをまとめることにする。


〇忙しいと言いながら、「好色五人女」を少しずつ読んでいる。

二つ目の物語は、気楽な感じで不倫して死罪になるとか、あまり心情が理解できなかった。


2025/01/02

快活如儂有幾人

 朝あたふたと出かけて行って、たった今帰ってきて、日めくりをめくった。

こんなで毎日めくれるのだろうか。

学校も寺も次から次へとめんどうな連絡をしてくる。

昨日は平常点をつける仕事をしていたが、ずいぶんやってから前回からやりかたが変わったことに気が付いた。そうだとすれば、システムにも違う書類をuploadしたのかも?

そこで仕事やりなおし。今日も寺にいたら、大学から二年前の試験にさかのぼって書類を新しい規則に従って書き換えろという連絡。

買い物して家にかえって日めくりをめくったら、こんなのどかな李煜の詩が。

「自分みたいな幸せものは何人いる?」 

いいなあ、ほんとうにそうだよ。うらやましい。

少なくともわたしは違う。

2025/01/01

あけましておめでとうございます

 たいしてめでたくないけど、あけましておめでとうございます。

ただみなさんが今年も平穏無事に幸せに過ごせますよう、心からお祈りします。


〇考えてみたら、わたしは喪中なのでした。