2025/06/21

もうすぐ試験

 今学期の授業が終わった。

このニ三年で学生のレベルが急激に落ちたような気がする。

わたしの感覚では、去年の卒業生くらいまでがまあまあまともだった。

今年の卒業生くらいから急に授業をしても反応がなくなってやりづらくなった。

今年の三年生はこれまでで一番よくない。

先学期の期末テストも一割程度の落第がでたが、明日からの試験もどうだろう。

ネットで見ると、日本はどうかわからないが、中国では英語を含めて語学専攻の学科は定員を減らしたり、学生の募集を停止したりしているようだ。語言大学の日本語翻訳・通訳の修士課程も確か10年くらい前にできたばかりだが、もうなくなるらしい。

最近、語学専攻の学科は「語学+何か(ビジネスや情報処理など)」に切り替わっているけれど、そのうち「何か+語学」になってさらに縮小していきそうだ。

2025/06/17

気温が上がったり下がったり

 ずっと雨ばかり降って、気温が上がったり下がったりしている。

5月中旬に風邪をひいてから、それほど悪化しないが、ずっと喉の調子が悪い。

朝起きると、倦怠感があり、声もあまりでない。

それでも学校に行って普通に授業をしている。

自分からみれば「ずっと体調がわるい」のだが、隣の席に座っている男性教師に「うさぎ先生は全然病気もしないし、歩いているときもさっさと歩いているし、ものすごく元気ですねと噂していました」と言われた。

そうなんだ。カラ元気がそんなふうに見えているんだな。

2025/06/14

最近ひっかかっていること

法師のことだ。

いまいるお坊さんの学生の中に翻訳できる力がある人は私がみるところではいない。

それなのにまったく力がない学生に翻訳をやらせてわたしに修正をなげてくる。

実際はわたしが翻訳しているに等しい。料金が発生するときもしないときもある。

それでも、学生が自分なりにできるだけがんばって翻訳して、修正された箇所を見て勉強するのなら、それも意味のあることだともいえる。

しかし、最近、他の学生によれば法師のお気に入りだという学生Aが翻訳をするようになった。

ニ三日前にAはわたしに彼女が作成した訳文を微信で送信してきた。手書きで書いたものを写真にとったもので、「これを修正してください」と書いてある。

Wordファイルにもなっていないものをどうやって修正しろと?

そこで「これでは修正できないのでWordファイルで送ってください」と言ったら、昨日、Wordファイルが送信されてきた。

しかし、まったく日本語になっていないのはもちろん、地名・人名なども間違いだらけ。

ただ、漢字と平仮名まじりの「日本語のようにみえる何か」にしただけ。

辞書も引かず適当に打ち込んで見直しもせずに送ってきたのだろう。

「無責任」という言葉が頭に浮かんだ。

こうしたものは、修正後は学生が訳したものとして公表される。

こうして、「うちの学院では学生が翻訳を担当しています。教育の成果があがっています」ということになるのだろうな。実際はわたしがやっているのに。

以前、法師はある学生Bは成績が優秀だから、大勢の前でスピーチをさせたと言っていた。

しかし、わたしが見るところではBにはとてもそんな力がない。

また、あるとき学生Cが平安時代の古語の文章を読んで論文を書いたと言っていたが、わたしが見るところではCにはとてもそんな力がない。

「そんなことはできないでしょう?」とわたしが言うと、「いいえ、できるのです」と。まったく話が通じない。

なぜだか知らない間にぬるりとわたしがすることになってしまった翻訳チェックだが、今後は断りたいと思っている。しかし、また法師に連絡すると面倒なことになるし、やれば一回一時間程度でできる仕事だし、がまんしてやったほうがいいのだろうかと思うこともある。

いろいろと逡巡して、昨夜は法師には連絡せず、学生Aに「もっときちんとやれ」という内容のコメントを送信した。


2025/06/13

帰国のチケット

 7月20日すぎのチケットをとった。

今度はANA。往復で2462元と安かった。

4月に帰国した時には6000元以上した。ちょうどあの時は日本で新学期が始まるからか、若い学生のような中国人の男の子や女の子がたくさん乗っていた。

ここから直行便で帰国するとなると、ANAかエアーチャイナかの二択になる。

最近、エアーチャイナはちゃんとした機内食がでないときがある。

前回も6000元以上したのに、中国に戻る時には紙箱に菓子パンやヨーグルトなどが入ったものを配っただけだった。深夜の到着だし、そのままホテルに行くので、飛行機でちゃんとした食事がでないと朝までろくなものも食べずに我慢することになってしまう。

やっぱり希望の日にチケットがとれるなら、ANAがいい。


2025/06/09

うんざり

 すみません。どうしたわけか、みなさんのコメントに返事が書けません。


この週末はどしゃぶりだった。土曜日の朝は雷が轟く音で目が覚めた。

そして今日も雨。蒸し暑くてとても不快な天気が続いている。

土日は学生の宿題を見て、ネットで映画を三本見た。

日曜日の夜になってから、洗面台などのカビが気になり、水回りにカビキラーとパイプクリーナーをどっさり撒いた。

朝になってもそのニオイが残っていて、洗面台の前でせき込む。

その後、靴を履いた時に、左の土踏まずのところに何かがあたったような気がした。

そのままアパートを出て少し歩いたところで、土踏まずのところにチクチクとした軽い痛みを感じたので、靴のベルトを緩めてその「何か」をつまみ出した。

あああああああ!つぶれたゴキブリの死骸だった。

わたしが踏みつぶしてしまったらしい。

それを触った手の指が気持ち悪かったが、もう家に戻る時間がないので、地下鉄の駅のトイレの手洗い所でゴシゴシ洗った。

学校についてから、靴を脱いで見てみたら、靴下の土踏まずのあたりがシミになっていた。

つぶれたゴキブリから出た液体で汚れたのだろう。

しかし、授業の時間も迫ってきたので、心を無にして4コマ授業。

そのあと急いで食事をして、お寺に行って三コマ授業。

結局、そのままの足で一日を過ごしてしまった。

家に帰ってから、靴下を捨ててシャワーで足を洗った。

それにしても、靴はどうしよう。ネットで見てみると、靴の中に入っていたGを踏み潰した経験がある人はけっこういて、人によっては靴を捨ててしまっている。

しかし、わたしの靴はまだ先月買ったばかりで、毎日履いているわけでもないので、そんなに何回も履いていない。

とりあえずアルコールでよく拭いて、中敷きを入れて履こうかなと思っている。


2025/06/07

何もやる気がしない

 湿気と暑さでだるい。

せっせと仕事をすると、その分だけまた仕事を増やされる気がする。


家の中でエアコンをつけているので、いつまでたっても喉の調子がよくならない。

昨日も昼過ぎに帰宅。

半日しか働かないのに疲れ果てて、しばらく寝た。

そのあと、映画「フリークス」を見て、そのあとまた映画「芳華」を見た。

「六姊妹」は飽きて見るのをやめた。

夜は夜でまた寝る。週末は学生の宿題を見ないと。

2025/06/01

韓国の「三姉妹」もあるらしい

 「お母さんが一緒」とともに妹が見るとよいと教えてくれたのが韓国映画「三姉妹」。

でも、YOUTUBEで予告編を見るだけで心が折れた。

その後、「六姉妹」の続きを見た。

四女は、結局、同じアパートに引っ越してきた男性と結婚して出産する。

五女も湯家の息子と結婚して出産。

六女は勤め先の商店の上司の息子と恋愛中。

母は三女、四女、五女、六女の相手にいちいち反対するが、結局、彼女たちは自分が選んだ相手と結婚する。

娘たちがみな結婚して家を出て行き、姑が亡くなったら、母は一人になってしまう。

長女は母の将来を心配し、母に再婚相手を紹介しようとするが、母はこれを拒絶し、

手製の漬物を売る商売を始める。

このあたりまで見て何だか飽きてきた。

小さな波風が立っても、みんなが身近な相手と順々に結婚して、出産していく。

これまでのところ、その繰り返し。今年いちばんの話題のドラマだそうだから、これから何か大きな転換点があるのだろうか。