2025/03/31

急遽、一時帰国

 今週の金曜日から中国では連休だが、月曜日を一日休講してもう一日加え、帰国することになった。

兄の話によると、母の衰弱が急速に進み、場合によってはGWまでもたないかもしれないと担当医から話があったとのこと。GWに帰国するつもりでとった飛行機のチケットは日程を変えることもキャンセルすることもできないのでそのままにし、もう一往復分チケットを購入した。

この清明節の連休はちょうど日本の桜の時期にあたり、中国からの観光客が多いせいか、GWよりもチケットが高く、取りにくかったが、もうそんなことも言っていられない。



2025/03/29

「日本永代蔵」井原西鶴

井原西鶴の 「日本永代蔵」を読み始めた。

金持ちから没落するもの、貧乏から成りあがるもの。

そういう金の話だ。上方らしい。一つ一つの話はごく短いのでよみやすく、おもしろい。

「灶君之妻」は休みながら少しずつ読んでいる。

舞台は揚州に移り、南京に移り…。戦況が厳しくなる中、主人公は身ごもるが、愚かで自己中心的な夫に財物を横取りされ、翻弄される。

だんだんきつい展開になってきた。


2025/03/28

GWは…

 母の病状が重篤なのでGWに一時帰国することに。

妹と行こうと言っていた夏のヨーロッパ旅行もとりあえずやめることにした。

それまでは心をおちつけて仕事。

いまも学生のレポートを見ているが、なぜみんな質問の内容を読まずに好き勝手なことを書くのだろう。何度言ってもこんな具合。容赦なく採点する。

2025/03/27

また冬に

 今日の朝は暖かかった。

ワンピースの下にヒートテックのシャツを着て、コートも着ずにでかけていった。

学校について授業をしていたら、暑くて困ったが、ヒートテックはワンピースの下に来ているので脱ぐわけにもいかない。

午後は学校で机の上においてある小さい扇風機を回しながら、片付けもの。

それなのに、夕方、外に出たら寒かった。帰りにスーパーによって買い物するつもりだったが、あまりの寒さにまっすぐに帰宅。一日で冬に逆戻り。

周囲には体調を崩している人も多い。これから一週間は冬の気温らしいから、気を付けないと。

2025/03/26

夏日

 今日は午前中は授業。

午後から工会のイベントに行った。

まず会食。そのあと定年退職する教員に花たばを送ったりする会があった。

定年退職といっても、これからもこれまでと同じように引き続き授業をするらしい。

そのあと、同僚の先生たちと周囲を散歩してから学校に帰ることになったが、なにしろ今日は最高気温34度。すぐに散歩をきりあげて学校へ。

そのあと、世間話をして帰宅した。疲れた。

まだ暑さになれないせい?

明日の最高気温は27度。あさってからはまた冬のような気温になるらしい。



2025/03/25

母の入院

 先週、母が呼吸不全で倒れて救急車で運ばれて入院したと妹から連絡があった。

その後、検査などをして神経難病だと診断されたそうだ。

これからはもう家では生活ができなくなるらしく、今の病院を出た後にどこに移るか検討中らしい。

昨年、父がなくなって、その後、急に話がしにくくなったり、足が弱ったりしたことを、近所の病院で、父がなくなって気落ちしたからだろうとか、高齢なのだからある程度は誰にでもあることと言われたらしいが、これで診断がついたということになる。

しかし、難病であると診断がつき、回復は難しいとわかったところで、若い人が難病になるのとはちがって、もう90歳になるのだし、家族も受け止めるしかない。

これから残された時間が少ないのか、あるいは意外と長くもつのかわからないが、数日後に兄が病院に行って今後のことについて詳しい説明を受けるらしいから、それ次第では、5月のはじめか6月のはじめにとんぼ返りで一時帰国することも考えなければならないかもしれない。

2025/03/23

何もしたくない

 金曜日には夫が上海から来て、義兄夫婦と一緒に食事をした。

そのあと、夫はさっさと帰って行った。義兄夫婦がいっしょだったので、

話したいことも話さなかった

土曜日は何もやる気がしなかったが、マフラーとぬいぐるみのブタを洗い、掃除をした。

                2015年にデンマークで買ったブタ。
                デンマークと言えばブタでしょう。
                

マフラーは、シャンプーであらい、柔軟剤のかわりにリンス液につけて濯ぐ。

カシミヤのマフラーなのだけど、昨年も使って洗わなかったし、ダメになるならダメになってもいいやと思って自分で洗ったら、意外と大丈夫で見た目も変わらなかった。



そのあと、いつものようにイオンモールに行き、無印で帽子を買った。

日本よりもかなり高いが、他の店に欲しい帽子がなかったから、しかたがなく買った。

昨年、和紙でできているという帽子を買って、気に入ってかぶっていた。

見た目がよかったが、かぶると意外と暑かった。洗って使えるとかいてあったので今年も使おうかと思ったが、昨年の夏、実家においてきてしまい、冬休みに行った時に持ち帰ろうと思ったが、母に話がつうじずに断念。


2025/03/18

青団を買う

 今日は学校に行かず、家で学生が書いた作文の添削をしたり、授業のPPTを作ったりした。

それと、「灶神之妻」の続きを読む。もう少しで半分くらいのところまで読んだ。

母の過酷な結婚生活の話を読んでいるうちに気分が滅入ってきた。

物語の舞台がちょうど杭州に移ったところ。そこで、新婚の夫の卑劣で冷酷な性格があらわになっていく。

わたしはなぜか毎年春めいてくる頃に鬱っぽくなるのでそんな本を読むのがつらくなり、夕方から散歩がてら買い物に。

いつも行くスーパーで「青団(よもぎだんご)」を買った。特によく見ずに買ったが、中に小豆餡が入っている青団だった。青団は江南の春のお菓子だから、これが店先に並び始めるともう春。

しかし、スマホで天気予報を見ると、今月下旬には30度になる日もあるようす。

今年も春らしい気分を味わえるのはほんのわずかな間かも。



2025/03/17

春めいてきた

 午前中は大学で授業。昼からはお寺へ。

帰りはバスに乗ったが、行楽日和だったせいか道が渋滞して帰宅するのに二時間もかかった。

              学校で撮った写真

          久々に大学の図書館に行ってみたら豊子愷の絵が並べてあった。


2025/03/16

つまらない映画とおもしろい本

 昨日は午前中は家で追試の採点。

そのあと、でかけて食事して映画見て買い物して帰ったきた。

いつものルーティーン。

雨が降ってまだ冬のように寒く、ダウンコートを着て行った。

映画はひとことで言えば、つまらなかった。母が死んで、犬が死んで、それで泣かせようとするような映画。

今日は雨が上がって朝から洗濯。

その後は、「灶神之妻」(エイミ・タン The Kitchen God’s Wife)の続きを読む。

この本は30年近く前に、シリコンバレーの中国系スーパーに併設された書店で、台湾で出版された中国語訳を買って、夢中になって読んだ。

それを思い出して何か月か前に古本で買ったが、日本に帰国した時にもって行って読まずにおいてきてしまったので、また購入。残念なことにこの本は日本でも中国でも絶版になっている。

それを少しずつ読んでいる。

最初の舞台は現代のカリフォルニアのベイエリア。ぎこちない母と娘の関係が描かれる。

そこから母が自分の生涯の物語を語り始めて、舞台が民国時代の中国に移る。

母の話が始まってから、やっとスルスルと読書が進むようになった。

今日はどこまで読み進められるだろうか。

2025/03/15

今週はまだ終わらない

 昨日は追試の日。

わたしの担当する授業ではこれまでになく多くの学生が追試になった。

午後から夕方までの追試なので、家に持ち帰って採点をしようと思ったが、

やらないで寝てしまった。今日はこの採点と来週の準備を少しするつもり。


2025/03/12

今日は雨

 今日は雨が降って暖かい日。

教室のエアコンをいれたら、部屋中に生乾きのいやな臭いがした。

それでも、春が近づいているのか、朝起きたらずいぶんと肩と腕の痛みが弱まったような気がした。痛みが出てからそろそろ一か月。疲れてきたり、冷えたりするとまだ痛むが、普通にパソコンのキーボードなどが打てるようになった。


2025/03/11

一週間すぎました

 今学期が始まってもう一週間がすぎた。

忙しい。自分で自分を忙しくしている気もするけど。

昨日の夕方、バスでお寺から戻ってくるときに、

去年の今頃、春月ねいさんと杭州で会ったことを思い出した。

もう一年。こうして時間はあっという間に経って行くのだから、

いまやれることは、精いっぱいしましょう。


2025/03/05

啓蟄

 今日は啓蟄。

日めくりにそう書いてある。しかし、外はまだ春めいていない。今日の最高気温は9度。

昨日は家で作文の添削をしていた。意外とできがいい。もちろん、できない子もいるけど。

今日はいつも通り四コマの授業をした。肩と腕が痛いというよりも重だるい。

明日も午前四コマ。午後からお寺でも授業がある。めんどうくさい法師が戻ってきたので、「今学期の授業は引き受けなければよかった」と思っている。


2025/03/04

気温がさがる

 昨日は最高気温10度。前日よりも20度下がった。

朝から4コマ授業があった。ちょっとした混乱があったが、つつがなく終わった。

昼休みに授業の後始末やPPTの修正をして、派出所へ。

地下鉄駅の出口から出た時には雨が降っていなかったのに、たちまちどしゃぶりに。

その中を15分以上歩いて派出所へ向かった。派出所はどの駅からも遠い。

前回、10月に行った時にはいなかった春月ねいさんに似た警察官がいた。しかし、手続きをしてくれたのは別の若い人で、春月警察官はそばに立っていろいろと仕事を教えていた。もしかしたら、近い将来、いなくなるから引継ぎをしているのかもしれない。

手続きを終えて外に出たら、雨はあがっていた。なぜここまで来るときだけあんなに降ったんだろう。おかげでわたしの荷物はすっかり濡れてしまった。

家に帰ってから、もちかえった学生の宿題を見ようと思ったが、身体が冷えたせいか腕も肩も痛くて何もしなかった。

夜は娘からの仕事の不満の長電話。

新学期一日目はこんな感じで始まった。

2025/03/02

春在売花聲裏


 中国に戻って日めくり生活を再開しました。

今日はこんな春らしい絵と詩。

「春在売花聲裏」(春は花を売る声の中にある)直訳。

しかし、今日、薄いコートを着て買い物に行ったが、外はもう夏のような天気。

スマホで見たら30度。

明日は急に気温が下がるらしい。

明日は午前中4コマ。午後から派出所へ。

机に向かうと肩と腕が痛むので、パソコンの下に本を入れてキーボードを高くしたり、背中の後ろにクッションを入れたりして、なんとかしのいでいる。

春めいてきたら、痛い肩と腕が直るだろうと思っていたが、暖かくなるのはもう少し先のようだ。

2025/03/01

もどってきました

 昨日は昼過ぎまで家で掃除&片付け。

今回も荷物はリュックをのぞけば中くらいのキャリー一つに収まった。

最近はタオバオで日本製品でも何でも買えるので、日本ではあまり買い物はしない。

とはいえ、今回は買ってしまった中古パソコンを含めてパソコン二台。それと、一重太鼓の作り帯、新しいリュックを荷物に入れたので、荷物は少なくない。

作り帯はいままで使ったことがなかったが、値段の割に見た感じがいいものがあったので購入。学校のイベントなどでもこれがあれば準備時間を短縮できる。

リュックはちょっとお高いものを買った。今の無印のも重宝しているが、底の部分が擦り切れてきているので、それがもっとひどい状態になったら使う予定。

今回の飛行機は夜の便。杭州への直行便は朝早いか夜遅いかの二択。

朝早い場合は成田で一泊し、夜遅い場合は杭州の空港のハイアットで一泊する。

今回は夜遅いので杭州空港で一泊。入国審査で指紋がなぜか反応せずに時間がかかり、0時すぎにクタクタになってホテル到着。

深夜なのにフロントには列ができていた。チェックインしてやっと部屋に着いたら、ドアが開かない。カードキーをドアのカードリーダーにあてると緑色のランプがつくのだが、何度やってもドアノブが動かない。

しかたがないので、重い荷物を引きずって一階のフロントに戻って「カードキーでドアを開けられないので、他の部屋に変えてくれ」というと、フロントの女性が「カードキーには問題がない。一緒に行って開くかどうかみましょう」という。無表情な女性に連れられてもう一度部屋に戻り、カードキーをドアのカードリーダーに当てると、ドアが何事もなくあいた。女性は「開きましたよ。カードキーには問題ありません」と言って去って行った。

終始無表情のまま。

こんなこともあり、さらに疲れが増し、疲れすぎて眠れず3時ごろに就寝した。

今日の朝は、8時に朝食を食べて、10時にホテルを出て、11時前に家に着く。地下鉄ができてから本当に便利になった。着替えて少しだけと思ってベッドに横になったら眠ってしまい、あっという間に夕方。

中国と日本の間をもう何度往復したかわからないのに、いまだに国際線の飛行機に乗るのは緊張してしまい、家に戻るとほっとして疲れが出る。

今日はこれから買い物に行って、明日はでかけたいが、家で授業の準備をすることになるだろう。