2022/12/27

杭州方言

春月ねいさんのところで話題になっていた杭州方言だが、

杭州方言話者はもはや絶滅に瀕しているらしい。わたしが勤めている大学の中文系でも卒論にそれをテーマにする人がいるくらいだ。

学内にはかなりの地元の学生がいるはずだが、地元の学生同士でももはや方言なんか使わない。ときどき耳にすることがあるが、それは老人ばかりである。

うちの夫やその兄弟は家族の中では杭州方言で話しているが、義兄の娘(いまたぶんアラフォー)は子どものころから普通話しか使わない。

たぶん、その世代が「聞けるけれど話せない(話さない)世代」であって、次の世代になるともう「聞くことも話すこともできなくなる」のだろう。

こういう事情は中国の他の地域でも同様なはずだが、なぜか杭州など呉方言の地域が突出しているようだ。

語言大学で方言学を履修した時には、絶滅に瀕しているのは、少数民族や僻地の方言なのかと思っていたが、なんと杭州方言ももうわずかな期間で消えてしまうことになりそうだということらしい。 



杭州话即将消亡!100个人里只有9人能说好杭州话,人数全国倒数... (sohu.com)

11 件のコメント:

  1. そうなんですね。文字の統一とか、こういう感じで行われたんでしょうね。ラジオやテレビ、ネットなどのおかげで、標準化が加速したのかな?

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  2. 実感ありますよ。
    うちのあたりにも地元の言葉があったけど、すっかり聞かなくなりました。

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  3. テレビのせいは絶対あるけどどうなんだろう。
    というのは、うちのじいさんなどもそうだったけど、南方の中国人の老人っていうのは「標準語が聞けるけど、話せない」人がたくさんいましたよね。それはテレビを見たりラジオを聞いたりするときに、まったく不自由しないんだけど、話せないんです。わたしからすると、「聞けたらそれにつれてだんだん話せるようになりそう」と思うんだけど、そうはならないらしいんです。

    それがいまは、逆になって若い子たちが「方言は聞けるけど、話せない」ことになっているようです。

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  4. 日本でもねこさんがおっしゃっているとおり、方言は非常に薄まっていますよね。ネットでみると、わたしの出身地のあたりには方言があることになっているんですが、聞いても「へえ、そんなのあるのかねえ」という感じです。

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  5. ただ、社会人になってから、驚いたことがあります。
    「歩いて」を「あるって」と言わないですか?
    わたしは社会人になってワープロというものを使うようになり(年代がにじみでる)、「あるって」が変換できなくて、おかしいなと思ったことがあります。あれは「あるいて」なんですよね。「あるって」というのはどうやら方言らしいんです。

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  6. 大阪の子(さんむー)に「標準語は話せないの?」と聞いて怒られたことがあったっけ。話せないんだって。あと、私は東京生まれの東京育ちだから自分が使っているのが標準語のつもりでいるけど、「布団をひく」と言いがちで、たぶん東京なまり。

    自分のほうに書いた生意気が学生が「上海語(バイト先に上海人がいる)をみんな使えばいいのに」と言うので、「パソコンで変換できないと思うよ」という話をしました。日本語も「あかん」と入力したら「いけない」と変換される、ってこともないし。「あるって」は知っているけど、私は使わないかな。

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  8. わたしも布団は「ひく」って言っていますよ。「しく」だともちろん知っていますが。
    首都圏のあたりは人の出入りが多いので、もう何がどこの方言かわかりませんね。
    わたしは母が東京生まれの東京育ちでそれなりに下町なまりがあったので、東京の人より、自分のほうが標準語らしい標準語なのかと思っていました。
    ちなみにうちの母は「ひさひとさま」なんて、百篇言っても言えないと思います。

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  9. でも、なんか自信なくなってきますね。

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  10. 関西でも、確かに、強い?濃い?神戸弁、大阪弁はなくなっていますね。

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  11. 濃い関西弁を話しているのは、老人と芸人だけ?

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