盒马で買い物するのがたのしくてつい買いすぎた。
昨日はまずカフェでコーヒー飲んでから、盒马で買い物して買ったものを置きに戻り、その後またでかけてMUJIで買い物して家の近くにきてからまた盒马によって買い物して帰った。
盒马で買ったモンブランのケーキはおいしかったが、日本円にすると400円くらいだから、日本の価格に比べてもそう安くないのだった。水餃子も一食分で500円以上。でも、おいしかった。
やはりモノの値段と言うものは、品質とある程度は比例するのである。
本来そうじゃなければいけないよね。
日本は、品質を高くしても値段を安くしますということにしたところから、おかしくなった気がする。
それで何がわるいといわれそうだが、結局、価格とは評価であり、高品質低価格というのは、とりもなおさず高品質でも評価しないということだからだ。
わたしがいた翻訳業界でもそうだったが、まじめに仕事をする日本人に「中国人ならもっと安く仕事をしますよ」と言って値下げをせまってきた結果がいまだ。中国人は高品質のものには高価格をつけている。才能がある若い人には高給を出している。そうやって内需を増やして繁栄している。(もちろん、これといって能力がない人は貧乏だけど)
低料金でも最初は精神論にたよって品質は保てるだろうが、そのうち、薄利多売のほうが有利だという圧力にだんだん負けて、高品質を目指さなくなるだろう。
日本の多くのスーパーでは、しょうゆでも麺でもいつのまにか高価格帯のものが消えていって、安くてそこそこ品質のものだけになった。一生懸命いいものをつくっても、それを評価して高く買う人がいなくなれば、技術は低下していくだろう。
いま中国がだんだんそれと逆の方向に進みだしている。
こういう形で日々母国の没落を体感している。
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