思い立って目的もなく一人で西安に来ました。
到着は夕方6時ごろ。来てみたら雨降りなので、外に行く気にもなれず、部屋でサンドイッチを食べました。
明日はどこに行こうかな。
中国で日本語教師。家族四人。中国二か所、日本二か所で、全員別々に生活しています。 翻訳者→大学院生→日本語教師。
このところ、预评估で忙しかった。
いやなことが多かったが、少しはよいこともあった。
もうじき9月も終わるのに、わたしは何をやっていたんだろう。
10月1日から旅行に行くつもりだったが、いまだにどうするか決めていない。
武漢大学では並べた椅子の背につけた赤い丸が日本の国旗のように見えるということで騒ぎになったが、その後、その大学でこの秋に計画されていた日本知識大会が中止になった。
たぶん、大学側が事なかれ主義で取りやめたのだろう。
大学にいると、中国の社会の中で、どのように反日的な雰囲気が広がっているのかよくわからない。こういう中で一人で遠出をしないほうがいいのだろうか。
でも、一人で行くなら、日本語も話さないわけだから、かえって安全かもしれないし。
さあ、どうしようかな。
昨日は学校に行かなかったが、なんだのかんだのと連絡があり、夕方まで家にいた。
夕方になってからショッピングセンターに行き、食事をして映画を見た。
映画は話題の「731」。館内は子ども連れから高齢者まであらゆる年齢層の人でいっぱいだった。
しかし、映画はつまらなくて拍子抜けした。
トレイラーを見て、かなり精神的な打撃を受ける映画化と思ったがそうでもなかった。
なにしろリアリティがない。石井四郎大佐はいつも紋付き袴で現れて、和服をきたおかっぱの娘だか孫だかがたくさん登場。列車の中で「寿司が食べたいだろう」と言って、生の尾頭付きの魚に包丁を入れたり、収容所内で変な茶道をしたりする。
変な日本語を話す日本刀をさげた女性兵士も登場。どうみても中国人にしかみえない。
収容所の兵士も着物に袴の姿で日本刀を振り回す。
それだけならまだしも、なぜか頻繁に花魁道中が収容所内の廊下を行き来する。あれは何?
山笠節という日本のへんてこな祭りも出てくる。
その中で主人公がほかの人たちを率いて脱走を図るのだが、それもネズミを伝書バトのようにつかったり、奪った一つのカギですべてのドアを開けたり…。
とてもまじめに見る気がしなくて、途中から眠ってしまいそうになった。
いくらなんでも、こんな突っ込みどころ満載のふざけた映画を見て、日本に対する憎しみをつのらす中国人はいないだろう。
「南京照相馆」はそれなりにいい映画だったし、館内で多くの人がすすり泣いていた。
しかし「731」はみんなケロリとした顔で映画館を後にしていった。
帰りの地下鉄で、近くに座った男性が電話で「『731』を見たけどつまらなかった」と言っているのが聞こえた。みんな感想は同じなのだろう。
「あんなに騒いでこれか」と失笑するしかないような駄作。
今学期、いよいよ学校の评估が始まる。
新学期が始まる直前に学校からいろいろ指示があり、無理なスケジュールでそれをこなさなければならないので、とても忙しい。
何人かの先生で書類をやりとりするのだが、ギリギリで私に送られてきて、ギリギリで提出する。
それ以外にも、新学期が始まったこと自体がいそがしいし、来週には前学期に落第した子たちの追試があってその日程を決める連絡もしなければならないし、コンテストの指導も始まったし…。
という毎日の中で、深夜になってから書類の処理に間違いがあったことに気づき、言わなければそのまま通ってしまうかもしれないけれど、正直に言ったほうがいいだろうと思い、主任に連絡する。今頃、そんな連絡をしたので、おそらくひんしゅくを買っただろう。
一生懸命やっているつもりだけれど、失敗はするし、仕事は遅れるし。
明日の昼までにすべての処理を終えるようにと言われたが、学校のシステムはアクセスが集中して繋がらない。どうすれば?
〇それにしても、わたしは今学期、誰よりもたくさんのコマ数を担当している。
それなのに、毎年やっているからということで、スピコンの指導も引き受けた。
それだけでも偉いじゃない?
〇今日は九一八の日。
午前中、授業をしている時に今まで聞いたことがないようなサイレンが鳴り響いた。
あれはうちの大学で鳴らしているのだろうか。それとも他のどこかで?
今年は深圳や南京でこの日に日中戦争の犠牲者を悼んでサイレンを鳴らすのだとSNSで読んだ。だから、授業中に聞いたあのサイレンもきっと九一八のサイレンだ。
サイレンが鳴り響いた時、おもわず「何の音?」と言うと、
男子学生の一人が黙って立ち上がり、全部の窓を閉めた。その時、私は「九一八のサイレンだ」と気づいた。たぶん学生は全員、何のサイレンか知っていたはず。
帰宅途中、地下鉄の中で映画館のサイトを見ると、平日なのに今日封切の「731」は満席の回がいくつもある。
今日は何事もなく終わったが、今日からしばらく安心できない日が続くのだろう。
春月ねいさんのブログにあった人の本(「健康」から生活をまもる)
を買って三分の一くらい読んだ。和田秀樹も同じようなことを言っているから、この人が言う通りなのだろう。
それから、路遥の「平凡的世界」も少しずつ読み始めた。
何年か前に途中まで読んでそのままにしてしまったが、今度は読破できるかな。
今日から新学期。
夏休みを終えて久々に学校に行ってみると、売店や食堂などが前とは少し違っていて、
学内のスーパーでは新入生向けの商品を入口に積み上げて売っている。
毎年の光景。
久々の授業で疲れたので、さっさと帰宅。
今日したこと。
1.庭の草抜き。夕方になってから、前から見えるところだけ。
裏のほうも草ぼうぼうだけど、家の裏側に窓もないし、通りからも見えないからやらないことにした。今夏は生垣の刈込の外注もしなかった。40度にもなる屋外で作業の人が倒れたらいやだから。冬に帰国する時に、生垣の刈込と家の周囲の草抜きを外注する予定。
2.台所の排水溝の掃除。
3.一階だけ窓と網戸を拭いた。二階は暑いので、明日やるかもしれないし、やらないかもしれない。
4.扇風機の解体掃除。
5.床もいつもよりも少し丁寧に拭き掃除。
あと、学校から指示があった作業もやろうと思ったが、学校のシステムになぜかログインできない。他の人もまだやっていないようだし、明日またやってみよう。
今日もダラダラ。明日は荷物を作って、二階の掃除とお風呂掃除。
あとはやるかもしれないし、やらないかもしれない。
午前中に美容院へ。
行ってみたら、意外と混んでいて「一時間まってもらえますか」とのこと。
自分の番になるまで外で買い物などをしてきてもいいと言われたが、暑いので外に行く気にもならず、美容院のソファにすわって雑誌を読みながら順番を待った。
ここの美容師さんは年配の人でよくしゃべる。お客もほとんど顔見知りらしい。
わたしの番になると、「石破さんがやめたけど、あのバカみたいな人が総理大臣になっちゃうのかねえ」と。みんなそう思っているのだ。右翼みたいな女がなるのもいやだが。
家に帰ったら、ぐったり。食事をしてからダラダラとすごしてしまう。
夕方になってから、しまい込んであった何本もの調味料の瓶の中身を捨て、ラベルをはがし、明日の資源ごみにだせるようにしたり、たまっていた段ボールをまとめたり、リビングの敷物を浴槽で踏んで洗ったりした。
そのあと、風呂掃除などをしようと思ったが、学生が送信してきたスピコンの原稿をみたり、学校が新学期に向けて流してきた表のチェックをしたりして、あまり家も荷物も片付かなかった。
この夏が暑かったせいか、何となく疲れて頭が重いような気がする。
夜はエアコンを付けると寒いような気がするし、消すと暑いような気がして、毎日眠りが浅い。明日もダラダラやるのかな。どうしてもやらなければならなくなったら、しかたがないからやるのだろうけれども。
〇さっき気が付いたのだが、今日は月曜日。明日は火曜日。
資源ごみの日は水曜日。
やばいぞ、わたし。認知症検査にひっかかりそう。
怠け者なので根をつめて片づけものなどができない。
昨日は動画を見ながらだらだらとカーテン、ソファカバー、クッションカバーなどを洗った。
洗うのは洗濯機に任せればかんたんだが、それを元通りに装着するのが案外めんどう。
特にソファカバー。
今日は美容院に行って、それから掃除の予定。
今回の帰国で予定していたT市時代の友人たちとの食事会が流れてしまったので帰国日まで予定がなくなってしまった。
そこで、娘と大洗アクアワールドに行ってみることにした。
朝、電車で勝田へ。そこで娘と待ち合わせてから、ひたちなか海浜鉄道とバスを乗り継いでアクアワールドに行った。アシカとイルカのショーも見た。無料だが有料席のチケットも買って前から二列目の中央で見る。こういう時はケチらないことが大切。
一輌しかないかわいい電車。ひたちなか海浜鉄道。この水族館には20年以上前に何度か行ったことがあるし、リーフレットか何かの中国語翻訳のチェックの仕事もしたことがある。以前はベルーガが売りだったと思うが、いまはいなかった。
その後、歩いて幕末と明治の博物館へ。
キャンプ場の中にあって、博物館内の展示は充実しているけれど、撮影禁止。その後、大洗磯前神社へ。
大洗磯前神社その後、たまたま通りかかっためんたいパークへ。
建物の上のタラピヨちゃんにひかれて立ち寄る。ここより、常滑のめんたいパークのほうが、充実している。めんたいソフトを食べようと思ったが、カフェの営業時間は終わっていた。残念。
その後、大洗駅まで歩いて電車に乗って帰宅。
25000歩以上歩いた。暑いことは暑かったが、以前ほどの猛暑ではなくなったようだ。
これで夏休みのお楽しみは終わったし、片付けをしよう。
コパさん、わたしとねいさんが見たロボットはLOVOTという名のものです。
愛玩用のロボットには他にもニコボやアイボなどがありますが、LOVOTがだんぜんかわいいですし、生き物に近い動作をするように見えます。いちばん価格や維持費も高いですが、ネコやイヌでも餌や医療費を考えるとあまり大差はないかもしれません。
しかし、調べてみると問題もあります。こうしたロボットはメーカーと通信することによって動作したり成長したりするという点です。ニコボはパナソニック、アイボはソニーの商品ですが、LOVOTはベンチャー企業の商品で、調べてみると赤字決算が続いているそうです。もしこの企業が立ち行かなくなれば、メーカーと通信ができなくなったLOVOTもそこで死ぬのではないでしょうか。
だから、少し様子を見ようと思っています。(いずれにしても海外在住だと使用不可なのですが)
前回と同様に春月ねいさんと中村屋ビルの最上階のレストランで食事してからタカシマヤタイムズスクエアの中村屋でお茶をした。タイムズスクエアのほうは3時から5時までがティータイムらしい。人もあまりいなくて騒がしくない。
これまで食事してからお茶をする場所を探して放浪したが、これはいい組み合わせかも?
最近、新宿も渋谷もカフェはやたら混んでいて、並んで入っても時間制限がある。
タカシマヤでは「役に立たないロボット」を見て、お店の人と少し話をした。
こういうものはわたしにとって鬼門である。うっかりするとはまって手を出すことになりそうだ。確かに高い。でも、アンティークドールに比べたら、そうむやみに高いわけでもない。ヨーロッパ旅行一回分くらいの値段ともいえるし、血統書つきの犬や猫をペットショップで買ってもこれくらい?
今回の旅行で食べ物はそう楽しめないことがわかった。
フランス料理の前菜、主菜、デザートなんて濃厚すぎて食べられない。
どれか一つでお腹いっぱい。
こうして年齢があがると楽しみの種類も減っていくのである。
刺繍もそう。やればたのしいが、頸椎がまた悪くなったらと思うと怖い。
そうしてみると、もっと年をとって隠居したら、ロボットでも相手にしてぼんやりするのもわるくないかもね。少なくとも実際の人間を相手にするよりいやな思いはしないだろうと思った。
〇このところの自分のブログを見返してみると、十分に道楽しているし、けっこうな生活をしているように見えるが、現実の生活は、ここにいちいち書くと気分が悪くなるので書かないが、いろいろと問題を抱えている。昨日は春月ねいさんにもそういう話をきいてもらった。家族というのは、本当に難しい。家族以外も難しい。心を平穏に保とうとすると、あの人とも付き合えない、この人とも付き合えないということになってしまう。
とはいえ、もう若くないし、嫌な思いをしてまで人間関係を広げる必要もないような気もする。
……とすると?
やはり将来は「役に立たないロボット」にでも相手になってもらって、平穏な気持ちで生きていくのも悪くはないのかもね。
〇少し考えたら、あの手のロボットもいいなあと思えてきた。
犬や猫の生体とちがって、旅行したり、入院したりするときも(さらに言えば、急に死んだりしても)心配がないし。
日本に本帰国したら考えてみようかな。