6話以降を見た。
ストーリーの大筋は同じだが、やはりドラマとしての改変がなされていて、原作とはかなり違う趣になっている。
YOUTUBEのコメント欄にも書かれていたが、登場人物のイメージが台無しになってしまっている。
少安や田福軍などは原作だと高潔な人物なのに、ドラマだと、少安は何かとがなり立てる粗野な田舎のアニキ風、福軍は自分の政治的立場のために潤葉と結婚したいという少安を振り払い、その後、少安が結婚する時にそのお詫びとして金を渡す小人物になっている。潤葉の父も「どん底の農民のくせに我が娘と結婚したいとごねる」少安を陥れ、少安は走資派として批判を受けることになる。原作の少安は、「村の指導者の娘でもあり、教師をしている潤葉が自分のような身分違いの貧乏な農民と結婚して苦労をするようになってはいけない」とひっそりと身を引いて別の女性と結婚するのだが。
なんだか実に低俗な人間模様が描かれた話になってしまっている。
これはこれでおもしろいので、別の作品として最後まで見てみようと思う。
面白いんですね!
返信削除原作のほうは主だった登場人物は非常にまじめで正しく、頭もよいし容姿もうつくしいことになっています。
返信削除ドラマのほうが人間臭い感じですね。
どんなかな〜?と検索してみたら、最初にうさこさんの記事がでてきました。😊
返信削除『平凡的世界』は小説もドラマも見ている人が少ないんでしょうかね。
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