2025/05/04

映画『水餃皇后』

 午前中に卒論の修正の残りを修正し、提出された分の宿題を採点した。

冷蔵庫にろくに食べるものがなくなったので、イオンモールに出かけて行った。

いつものように映画を見て、サイゼリアで食事をして、イオンで買い物して帰宅。

映画は『水餃皇后』。このGWの目玉らしいが、昼過ぎの映画館にはそんなに人が入っていなかった。

中国のスーパーで黄色い袋にはいった「港仔码头」というブランドの冷凍餃子やワンタンをよく見る。香港の底辺で辛酸をなめ、その冷凍食品会社を興した女性の一代記。

台詞の半分以上は広東語で普通話の字幕がでるので、見ていて疲れるが、ストーリー自体はわかりやすく感動的。

最初のほうの成り行きがよくわからないのだが、なんらかの事情で夫と別々に生活していた主人公の女性は娘ふたりをつれて山東省の実家からタイに住む夫(たぶん中国人)のもとにいくことになる。途中の香港で夫や姑と再会をはたすが、そこで夫がタイで二人目の妻を迎え、その妻が男の子を生んだのだと告げられ、「女の子しか生まない役立たずのあなたは妾になるのよ」と姑に言われる。

彼女は夫と別れることを決意するが、山東省に住む母を悲しませることはできないと、その事実を告げずに香港で娘二人を養うために掃除や皿洗いの仕事をし、最後には食品会社の社長になりあがる。

濃厚な人生。イオンに行ったら、そこにも見慣れた「港仔码头」の水餃子があったが、餃子を食べたい気分ではないのでうどんなどを買って帰宅。

今少しずつエイミ・タンの『接骨師の娘』を読んでいる。最初のほうで、主人公と夫がであって「意識高い系」の会話をするあたりがつまらなくてなかなか読み進まない。彼女のほかの小説と同じようにその部分が終わって、母の世代の過去の物語になるとおもしろくなるのだと思うのだが。とにかくいつになるかわからないけれど、それを読み終わったら、『水餃皇后』の原作を読んでみようかと思う。

3 件のコメント:

  1. ドラマもあるようですね。

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  2. そうみたいですね。ドラマは長すぎるから見始めたらたいへんなことになりそう。

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  3. おはよううささん♪
    ゴールデンウィークはいつまで?

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