2024/12/26

お別れ

 今日は午前中はお寺へ。

昨日、先学期まで授業をしていたお坊さんたちから、「渡したいものがある」との連絡があった。何かと思ったら、今学期で仏学院を卒業して、それぞれ元いたお寺に戻るので挨拶に来たのだった。プレゼントをもらって一緒に写真を撮った。今年卒業の人たちは今後は日本と関係のある仕事につくことはなさそうだという。それでも、こういう出会いがあって、彼女たちはよかったと思ってくれるだろうか。わたしはよかったと思っているけれど。

みんなそれほど熱心に勉強する人たちではなかったけど、陽気で楽しい人たちだった。

              お坊さんたちからもらったもの


午後は学校で体験室の掃除。その後、みんなでお菓子を食べておしゃべり会。ミルクレープのようなケーキをごちそうになったが、あれは学生たちが御馳走してくれたものだったのだろうか。


日本ではもうそろそろ仕事納めだが、わたしたちはこれから普通の日常を過ごして、来年の第二週から試験。


〇「怨女」がなかなか読み進められないので、昨夜、ネットで映画をさがしてみてしまった。映画はだいたい小説の筋を追っているが、少し違う部分もあった。

そして残酷でホラーのような結末。

「怨女」は「金鎖記」の改作だそうだが、「金鎖記」では主人公の女性が娘をいためつけるが、「怨女」の主人公は息子の嫁をいためつける。男尊女卑の旧弊な社会の中で、女性は性格がねじくれ、不幸を連鎖させていくが、男性はどいつもこいつも我関せずと放蕩の人生を送る。そういうありがちな胸糞悪いストーリーだともいえる。

3 件のコメント:

  1. いい先生と巡り会えて、学生さんたちも幸せです。

    返信削除
  2. かわいいプレゼントですにゃ❤️

    返信削除
  3. わたしがいい先生かどうかはわかりませんですが、楽しい思い出になりました。

    返信削除