今日やったこと。
1.タオバオで買ったコートが来たので取りに行った。
もう服は買わないつもりだったけど、最近ダウンのものものしいコートをなぜか着たくなくなってきた。ウールのコートはもう持っているが、何だか寒い。そこで、裏がキルティングになっているウールのコートをもう一枚買った。お寺から翻訳チェックのお金をもらったら、急に「これで買おう」という気になってしまった。少し足して購入。
2.お寺の期末試験問題を作成。
3.張愛玲の『小艾』の残りを読んだ。
小艾は印刷所につとめる金槐という男性と知り合い、結婚する。
もともと小艾がいた家では、三姨太は旦那様の寵愛を失い、新しい愛人と一緒になった旦那様は没落して漢奸になり、暗殺される。五太太は貧困の中で病没。
小艾は三姨太に蹴られて流産したことが祟って、病気がちである。金槐は印刷所の移転にともなって単身で香港へ。その後、抗日戦争の影響で金槐は香港を離れ、各地を転々とする。
小艾は金槐を待ちながら姑と暮らしていたが、そこへ金槐の兄弟が田舎から次々とやってきて同居するようになる。経済的に行き詰まった小艾はまた住み込みの使用人として働き、夫の家族を支える。その後、使用人をやめて運び屋としてさらに多くの金を稼ごうとするが、その無理がたたって病気に倒れる。夫が数年ぶりに家に戻り、小艾を医者に連れていくと手術を勧められるが、その費用は払えない。実の子どもを持つことをあきらめた二人は養女を迎える。新中国になって、夫は印刷所で働くようになり、その会社の福利厚生により、小艾は治療を受けることができた。小艾も印刷所で働くようになり、妊娠したことに気づく。
…というハッピーエンドだった。
わたしが購入した紙製の本では、小艾が子どもの時に使用人をしていた家を恨みながら病院に行くところまでしかなかったが、ネット上の電子書籍にはその先の希望を感じさせる結末までが書かれていた。
次は何を読もう。
『駱駝祥子』も版によってかなり違うようですね。
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