微信の読書サブスクを解約したので、紙の本を買ってみたら結構厚い。
ネット上で無料で全編読めるので、通勤の時に読むときはそれで読み、家で読む時は紙の本で読むことにした。
主な登場人物は四人。舞台は解放前の上海。
世钧 叔惠の後輩で同じ会社でエンジニアをしている。南京に実家があるが、叔惠の部屋に居候している。父は事業で成功を収めているが、実家を出て妾と生活している。
実家には残された母と兄嫁とその子どもが住んでいる。兄はすでに若くして死去。母も兄嫁もその当時の女性としての辛酸をなめつつ生活している。母は親戚の金持ちの令嬢との結婚をすすめてくるが、 世钧は彼女のわがままさや彼の家を見下していたことなどから、彼女を嫌っている。
叔惠 上海の雑居アパートで両親と暮らしている。エンジニア。
曼桢 主人公の女性。大学を出て叔惠や世钧と同じ会社で働いている。実家を支えていた姉が結婚して家を出たため、夜も家庭教師などをしている。
曼璐 曼桢の姉。17歳の時に父が亡くなり、それ以来、婚約者にも自ら別れを告げ、賤業に身をやつして一家を支えてきた。年齢を重ね容色が衰え、男性たちから相手にされなくなり、お金のために愛情のない意に沿わぬ結婚をした。
今まで読んだところでは、こんな感じ。
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