おとといは池袋で春月ねいさんと会った。
いつものようにベラベラしゃべってあっという間に夕方。
順調に生きているように見えるわたしの生活にも、トゲのようにチクチクと心を刺す部分があり、そういうことはなかなかこういう誰が見るかわからない場所には書けないが、いつもねいさんと話しているうちに何でもかんでも話せてしまう。ありがたい存在だ。
おととい行ったのは前にお坊さんと行った台湾素食の店。
いい感じの店で何度も行きたいような気がするのだが、昼はメニューがちょっと少ないのが残念。でも、だからお客が少なくてのんびりできるのだろうけど。
お坊さんが食べる素食は近頃よく聞くヴィ―ガンとは違うので、こういう五荤も入っていない店でないと本当はいけない。次もお坊さんと食事に行くときにはここにいくかもしれない。
おとといは、ここで食事が終わったあと、芸術劇場カフェで長居をしてしまったが、ガラガラだったからいいかな。お客もいないのに店員が何人もいるようなカフェで、なんとなく店のウェイターが時々こちらを見に来るので退散したが。
昨日は、家でゴロゴロしながら、大昔に読んだ「サイゴンから来た妻と娘」を読んだ。
昭和のベストセラーを今読むと、やはり時代が違うのだなと思った。思春期にさしかかった養女の身体の変化を妻と観察して子細に描写するなど、いまでは御法度だ。
ネットで見たところ、その後、著者に先立ってパリにわたったベトナム人の妻は夫に相談もなく夫のお金でパリにアパートを買い、いつのまにか離婚したベトナム人の前夫とよりをもどしてそこに住んでいたのだという。著者はパリ行きを果たせずに日本で病没する。この著者の人生にも書かれなかったトゲがあったということだろうか。
聞いたそばからけっこう忘れてしまうので、何度でも話してください。
返信削除わたしもそうだけど、何かの時にふっと思いだします( `ー´)ノ
返信削除昭和のベストセラー? 知りませんでした。ノンフィクションなのですね。
返信削除ええ、私は見たことがありませんが、ドラマにもなったらしいです。
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