相変わらずバタバタしている。でも、そのわりには仕事はかどらず。
少しずつ余華の「文城」を読み始めた。わりと最近出版された作品だと思うが、もう翻訳されて日本でも出版されている。日本語版は4000円以上するが、わたしは中国のサブスクで毎月18元読み放題で読む。
まだ少ししか読んでいないが、北方の両親を亡くした主人公の若い男のもとに、南方から旅をしてきた兄妹が一晩泊めてほしいとやってくる。病気になった妹に「後で迎えに来るから」と言い残して兄は去っていく。娘は回復して、機織りをおぼえ、そのまま成り行きで主人公の妻となる。
…なんだか、日本昔ばなしにでもありそうな話だ。このあと、娘は鶴か蛇か雪女になって去っていくのかな、と思って、書評を先に少し盗み見したら、ほんとうに彼女は男の元を去っていくようだ。これ以上、ネタバレ書評などを読むのをやめて明日からまた少しずつ通勤電車で居眠りしながら読むことにした。
機織り・・、面白そう。
返信削除幾年かが過ぎ、兄が三人の妹を連れてくる。妻は三つ子だったのだ。ひとりは事業に成功し富と健康に満ちている。ひとりは平凡に暮らしている。もうひとりは病に臥し困窮の極みにある。兄は問う。おまえの探している妹はどれだ?
返信削除たぬきさん、ルートを外れています!
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