いまごろやっと「一週間」読了。
次から次へと駆け引きだの騙しあいだの。
Kindleだとどれくらいまで読んだかが%で表示される。
99%まで読んで「これからあと1%でどのようにこの物語が収拾するのか」と思ったら、あっけなく終わってしまった。コマツさんもイリエさんも結局さらなる厳しい土地へ送られて気の毒ね。そのあとどうなったかは語らずに物語は終わってしまった。
それにМの正体もよくわからないまま終わってしまった。私が毎日居眠りしながら読んだから読み落としたのかな。それとも、このあと、井上ひさしはこれを修正加筆するつもりだったのだろうか。
特に感動したとかそういうのはなかった。
一番、井上ひさしで印象が深かったのは、「四十一番の少年」かな。
あのヒリヒリした痛みを感じるような。一緒に収録されている作品も切なすぎる話だった。演劇もずいぶん見たけど、どれがよかったかな。去年見た「闇に咲く花」もよかったし、「紙屋町さくらホテル」もよかったし、「組曲虐殺」もよかった。
読了、おめでとうございます。修正加筆する前に亡くなって、最後の作品だったようです。
返信削除『四十一番の少年』、読み終わりました。
返信削除まちがって「四十一番目」と書いていたのでなおしまちた。
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