先々週、寺に行った時に、一人の若い学生(もちろん出家者)が「ちはやふる」のファンだというので、それなら「次に百人一首を持ってきてあげる」という話になったのだ。
彼女は「ちはやふる」で覚えたのだと言って、競技用かるたの読み方でいくつかの和歌を詠じてみせてくれた。わたしは子どものころに繰り返しレコードを聞いて(レコードというところが時代を感じますね)百人一首を覚えたのだが、その節回しと同じだったのですっかりうれしくなって、百人一首を持っていったのだが、他に興味がある学生もいないので、とりあえず坊主めくりをすることになった次第。
坊様たちに「坊主は負けだから、坊主を引いたら持ち札を全部捨てる」と教えるのは気が引けたので、それを教えたあとに「でも、ここはお寺だから、姫を負けにして、坊主を勝ちにしたら?」と提案したところ、「それだったら、男を負けにすればいい」と一人の坊様が言ったが、男の札はたくさんありすぎて、男を負けにするとゲームにならないので、とりあえず普通のルールでやることにした。
かなり盛り上がったが、授業をしないで坊主めくりばかりやっているわけにもいかないので、「あとは、わたしが帰ってから、暇な時にやってね」と言って百人一首は進呈した。
こんな「僧侶を冒とくする」ゲームをやって、その後、年長のお坊様に叱られたりしていないといいのだけど。
南無帰依僧……僧は勝友なるが故に帰依す……(修証義)ですから坊主めくりの諧謔を理解してもらえると思います。
返信削除修証義は日本(しかも明治時代)のお経だから中国では通じないか……
削除おはよううささん♪
返信削除坊主が出たら全て喜捨して、姫がそれをがっちゃめる。
矛盾はないにゃ。
なるほど、姫は強い!
返信削除坊主めくり、やったことが無い鴨🦆
返信削除調べると、いろいろローカルルールが存在するような。。。
そうみたいですね。
返信削除以前に学校で坊主めくりをやったときにも、日本人の別の先生が教えるルールが少し違っていました。
衝撃的でした
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