2022/01/21

ボランティアの相手をするボランティア

 昨日はボランティアの相手をするというボランティアをした。

学校の取り組みとして「学生が外国人教師や留学生に中国語を教える」というボランティアがあるらしい。今年は留学生もいないので、ボランティアをしようにも相手がいない。そこで、「学生たちのボランティアの相手をする」ボランティアをすることになり、ネット会議で中国語を教えてもらうことになった。わたしは中国に住んでいるが、それほど毎日中国語で話す機会があるわけではない。しかし、中国語が話せないと生活上いろいろと困難が生じるので、学生と世間話をして雑談力を鍛えるのもいいのではないかと思って、そのボランティアを受けることにした。

そこで、ふたりの一年生の子たちと話しをすることになった。

話題もこれといってないので、昨年の作文の授業で何人かの学生が「わたしのいちばんの親友はネットで知り合った友だちで、一度もあったことがない人です」というものがいくつもあったが、そういう状況について理解できるかと尋ねてみたら、みんな口々に「理解できる」と言う。「だって、実際に会わないほうが、衝突もおきないし、気楽だから、かえって思っていることを言える」というのが理由らしい。

そういうのを見ると、中国人も変わったんだなと思う。若い子たちはたいていとても内向的だ。中国でよく見かけるおばあさんたちのように誰にでも平気で何でもいう、人付き合いが好きな中国人はだんだん過去のものになりつつある。それにつれて、コミュニケーション能力も低下してくるのは必定だろう。

同僚の中国人の女性の先生の中には子どもがいる人も何人かいるが、そういう人はたいてい夫の両親と住んでいて子育てや家事をやってもらっている。実はみんなそういうことでいろいろなストレスを抱えているのだと、若い女性の先生が言っていた。それもそうだろう。わたしだってそういう環境で、仕事をしたり、子どもを生んだりできる自信がない。最近の中国の若い女の子たちもとても繊細に見えるし、自分で生活していけるなら、結婚したり出産したりしないだろう。そういうこともたぶん中国の少子化の原因だろう。

3 件のコメント:

  1. しばらく春節休みなんですか?

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  2. だいたいあと一か月くらいあります。
    春節のころまでのんびりして、それ以降は来学期の準備しようかと思っています( `ー´)ノ

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  3. その間に五輪があるわけですね。

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