2021/10/01

ワクチン二回目

 昨日の午後、二回目のワクチンを打ってきた。二回ともシノバック。

同じ学校の先生やお寺の学生で副反応がつらいと言っていた人も何人かいたけれど、いまのところ私にはこれといった副反応はない。一回目のときは翌日眠くてしかたがなかったが、あれは夏休み中で生活が乱れていたせいかもしれない。


昨日の午後三時少し前に衛生センターに到着すると、入口前に人がもう並んでいた。日本の新聞で中国ではもう八割の人が既定の回数の接種がすんでいると書かれていたので、都市にはもうそんなに接種する人がいないのかと思っていたが、そうでもなかった。中高年がほとんど。三時になってドアが開くと、入口のところで職員がひとりずつ「行程カード」という最近危険地帯にいったかどうかを示すマークをスマホで提示させ、それが確認してから入場させる。高齢者が多いせいか、スマホを持っていなかったり、持っていてもアプリがダウンロードされていなかったりで、なかなか列が進まず、怒号が起こる。しかし、私のような外国人が怒号と思っているだけで、普通の状況なのかもしれない。センターの中にはいると、今度は登録の窓口に並ぶ。そこで、数人の老人たちに割り込まれる。先に割り込んだ人が自分の知り合いをさらに割り込ませようとする。割り込まれないように、前の人との間を開けないで並ぼうとしたら、今度は睨みつけられる。しかたがないので、先をゆずった。こうして接種するまでは時間がかかったが、接種はあっという間に終わり、その後30分待機してから帰宅。今に至るまで心配していた副反応はない。

〇学生に作文をかかせると、「私の大好きなやさしいおばあちゃん」がよく登場するが、

私がよく見るのは、平気で汚いことをしたり、人を押しのけたりする「おばあちゃん」である。そうやって、厳しい社会を生き抜き、家族を守ってきたのかもしれないが、ときどき溜息が出る。私はおとなしくみえるので、そういう「おばあちゃん」に狙われやすい。最近の若い学生たちは、そんななりふり構わぬ「おばあちゃん」に守られて、お坊ちゃん・お嬢ちゃんとして育ってきたせいか、性格もおっとりとしている子たちが多い。日本のマスコミにマナーの悪い中国人がよく取り上げられるが、もうじきそういう状況も変わると思う。

〇ここで話が変わる。KKである。有名な賞を受賞したと偽っていた疑惑とか、フォーダム大学JDの卒業を取り消された疑惑だとかが出ている。そういうネットの書き込みやYOUTUBEの投稿がどこまで本当なのかわからないが、いろいろ見ているうちにそういう疑惑もまんざら根拠のないことでもないのではないかと思えてきた。

最近、自民党総裁選に出馬した高市早苗も、世間に知られ始めたころには「米国議会立法調査官」を務めた経験があるという触れ込みだったが、それも詐称だったらしい。

ゆり子もそういえば経歴詐称だった。

こういう詐称をする人は、何か普通の人とちがってタガが外れていて、どんな嘘でもつける人たちなのだろう。十人並みの容姿を「容姿端麗」と言ったり、赤点すれすれで卒業したのに「優秀な成績で卒業」と言ったりするのは、ギリギリ主観の範囲なのでまだ許容範囲だが、こういう客観的な部分でヘイチャラで多くの人が見るような状況でウソをつく人がどうしているのか理解に苦しむ。好きなように経歴を詐称できるのだから、地道に努力する必要なんかないと当然こういう人は思っているだろう。そういう人が大手を振るって活躍できる日本。いやになるわね。




2 件のコメント:

  1. わたくしも高校と大学院は優秀な成績で卒業しましたわ。おほほほほほ。(客観的に履歴詐称)

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