〇YOUTUBEに花園大学の佐々木閑先生のネット講義が上がっているので、それを少しずつ見ることにした。とてもわかりやすくておもしろい。スピリチュアルな部分がなく、客観的に仏教を分析しているので、わたしにも親しみやすい。1回10数分でかなりの回数がある。毎日できれば少しずつ見ていきたい。それにしても、こんなにいいものをただで見られるとはほんとうにいい時代になったものだ。
〇春月ねいさんのところに韓国のむかしばなしの話があっておもしろい。そういえば、韓国のむかしばなしなんて今まで全然しらなかったかもしれない。
前学期の寺の授業では、日本のむかしばなしのデジタル紙芝居を使い、かなり好評だった。その中に「かちかちやま」もあったが、もちろんばあさんは「ばばあじる」にならないし、たぬきが「ごめんなさい。もうわるいことはしません」とわびて、うさぎとおじいさんとおばあさんが許してやるという結末になっている。一応、授業を受けているのは大人なので、本当の話はもっと残酷なんだよということも話しておいた。
中国語の授業で使うむかしばなしと言ったら、春月ねいさんのところにもでてきた「アファンティ」とか、「ナーザ」とか、女媧の話などだろうか。ほかにも「三国志」の中のエピソードなどもあるかも。
しかし、わたしが中国のむかしばなしといって思い出すのは、日本では「ふしぎなやどや」という絵本になっている話である。この本の発売日からみてこの絵本ではないはずだが、同じ話が載っている本が小学校のとき学級文庫のなかにあり、子ども心にかなり衝撃をうけた。今の言葉でいうと「トラウマ級」というのだろうか。あと、菊の花の精の話。たぶんこれは「聊斎志異」にあるストーリーだと思う。わたしは菊の花がきらいなので、陶三郎が大きな菊になって倒れているさまなんか、いま思い出しただけでもぞっとする。
ほかに何かありますか。
花園大学の佐々木閑先生は、哲学として仏教やってる感じ? 私もたしか解説本を読んだことある。
返信削除そうですね。思想史みたいな感じかなあ。
返信削除それは良いものを上げてくれてますね。
返信削除今まで韓国や中国の昔話には全く興味がなかったのですが、
返信削除ハングル始めてから、気になっています。^^
アファンティとか、おもしろいことになっているけど、わたしはあまりおもしろいと思ったことがありません。ナーザも最近中国で再映画化されて話題になったけど、わたしにはおもしろくなかったです。
返信削除でも、聊斎志異にはいろいろとおもしろい話もあります。