2021/08/21

うっとうしい

 先日から私が住んでいるアパートでは改築工事をしている。

騒音もひどいし、窓の外には足場が組まれていて、そこを工事の人が行ったり来たりするのでずっとカーテンも閉めっぱなしだ。

外に行こうにも、いきなり大雨が降ってくることも多いし、いつも蒸し暑い。

昨日も寺に行った。このところ、いつも授業が終わって食事がすむと、法師の部屋で雑談をしたり、来学期から使うテキストの作成について話あったりしている。

昨日もそれで暑い盛りにバスに乗って帰ってきたのだが、寺での食事が物足りなくて、もう一度食事をしようと思って入った家の近くのレストランで、ウェイトレスに「熱そうですね。エアコンの温度を下げましょうか」と言われた。私は汗びっしょりだったのだが、他の人はそれほど暑そうにしていない。ここで生まれて育った人は暑さに対する感度が違うのかもしれない。


〇最近、寺で食事を出してもらっても、またどこかで食事をしてから帰宅している。やはり、寺の食事は物足りないのだ。私のような年齢のものでもそうなのだから、若い出家女子たちはたいへんだろう。食事は食べたいだけもらえるが、どれも素食なので、やはり物足りない。このところ安居だったり、コロナ感染予防のためだったりで、お寺のお坊さんたちはずっと自由に外出ができないらしい。「最近はつまらない。暑いし、栄養も足りないし、夏休みもないし、どこにも行けないし」と話していた。出家していても、若い女の子たちだから、そう思うのも無理がないのだろう。

そうして、家に帰ったら、娘から電話があり、またそこでも「つまらない。暑いし、どこにも行けないし」という話。今年の夏は、みんなそうなんだから、しかたがない。みんなみんなが耐えている。悲惨な目にあっていないだけ、幸せだと思うしかない。

早くコロナがなんとかなって、みんなが楽しくすごせるようになりますように。


3 件のコメント:

  1. そうだよねえ、飛行機にしがみついて脱出しようとして落っこちて死ぬとか、悲惨すぎる国もあるわけで。

    返信削除
  2. コロナ前ってどんなだったかなあ。という話をしていました。
    うしがえる猫の博物館巡りに付き合わされて、子供らはおいしいものを食べさせてもらえるのがなくなったのと、外食がなくなっただけで、あんまり生活は変わらないかも。という結論に達してしまいました。あいやー。

    返信削除
  3. いつのまにか、コロナ後の生活が普通の生活になってしまいましたね( ;∀;)

    返信削除