2026/08/27

眼科へ行った

 昨日は眼科へ。白内障手術のための診察を受けるために。

まず視力検査、その次は院長の診察。この先生の本は事前に読んで行った。

温厚そうな院長先生は「軽度であるけれども、不便ならいま手術をしてもいいでしょう。一生に一度すればいい手術だから、いま手術すれば三十年はもつ」とのこと。

そのあと、病院スタッフから手術についての説明があった。

しかし、この人が強硬に手術に反対するのである。とても気が強そうな人なので、意志が固まっていなかったら手術を諦めることになりそうだった。

病院スタッフの反対の理由:その日の検査で1.2の視力があり、生活に不便があるとは思えないこと。70代・80代で症状が進んだ患者ならば、手術前と手術後の見え方の違いが実感できて満足度が高い。でも、いま手術をしたらやらなくてもいい手術をしたという感想になりやすい。

しかし、わたしはこの日の1.2という視力検査結果には疑問を持っている。ランドルト環の切れ目は4つしかないので適当に答えても4分の一の確率であたってしまう。答えが間違っていた時に同じ列の別の環の向きを正答がでるまで何度も聞くような検査の結果が正しいのか。「わかりません」と言っても、「だいたいでいいから答えてください」と言われるのであてずっぽうに答えた。それにわたしの矯正視力はこれまでも0.8~1.0程度しかなく、子どもの頃にそのことで某大学病院で精密検査をしたこともあるのである。

そこでわたしはこのように自分の考えを言った。ここの先生の著書を読んで、医者として知識も豊富で信頼できると思った。もし手術を受けて思ったほど見え方が改善しなくても、この先生でもこうならばこの手術は失敗ではなく、むしろこれが手術の限界なのだと納得すると思う。もっとはっきりと悪化するまで待って、たとえば70代になって老い先も短くなってから手術をするなら、生活の質を考えたら、今見えるだけ見えるように手術をしておいたほうがよい。わたしが求めているのは手術の満足感ではなく、とにかく今すでに感じている見えづらさを少しでも改善することだ。

しかし、それでも病院スタッフは「でもわたしは今手術することはお勧めしません」と繰り返し、やっと最後に「では、これはあなたの意志ですからしかたがないですね」という形で手術を申し込むことができた。

いま、現に読書やパソコン操作で不便を感じている。70代になってから手術をして劇的な見え方の改善をしたとしても、その時になって、いまのように本を読んだりする意欲が残っているかどうかわからないし、時間は巻き戻せないのである。あまり手仕事や読書をしない人にとっては、いまの程度の白内障でもさほど不便ではないのかもしれないけれど、人によって生活の状況も必要性も違うのではないか。


最後にはわたしの希望通りに予約を入れてもらったが、険悪なムードになったし、病院のスタッフの先入観を押し付けられているような気がして、納得できない気持ちが残った。


〇このように院長先生とスタッフの意見が違うってどういうことなんだろう。

病院内の意思決定権は当然、院長先生にあるのだろう。しかし、診察後に違う意見を強硬に言って手術を辞めさせようとする人を置いているのも院長先生なわけである。

〇実は昨年のはじめに一時帰国した時に、前の住所の近くの眼科に行って検査してもらった時も、「急ぐ必要はないけれど、今手術したいならやってもいいでしょう」と言われた。その話を今回の病院のスタッフにしたら、「それは商売ですからね」と切って捨てられた。

2 件のコメント:

  1. ずいぶん強気なスタッフですね。

    返信削除
  2. 最後にスタッフから「お気をわるくされたんじゃないでしょうか」と聞かれました。「いいえ、そんなことありません」と言いましたが、もやもやしましたね。

    返信削除