2026/04/13

会議で

 昨夜は『撒哈拉的故事』を三分の一くらい読んだ。

あまり好きではないと言いながら、やはり三毛はおもしろい。

スペイン人の夫ホセとのサハラ砂漠での新婚時代を描いたエッセイだが、この作品が出た後にホセが事故で死に、わずか6年の結婚生活が終わってしまうことを思うと、幸せな日々の描写が何とも切ない。夫亡きあと、彼女自身は台湾に帰るが、やがて自殺する。

『撒哈拉的故事』は実際のサハラ砂漠での経験を題材にしているとはいえ、読んでいるとどこまで本当でどこからがフィクションなのかわからないような気がする。もちろん、すべてノンフィクションである必要もないのだが。なぜこの人があまり好きではないかというと、やはりサハラの人たちを未開人を見るように上からの視線で見ているような感じがそこはかとなくするからだろうか。それになんとなくわざとらしい描写が多い。

でもやはりおもしろい。これを読んだら、また『梦里花落知多少』も買って読もうかな。

〇今日の会議で、主任に来年度の契約の更新はしないと言った。

「市内の他の大学の日本語学科がなくなるので、日本人の教師を受け入れてもらえないかと打診があったのだが、大学が定員を増やせないというので断るつもりだった。けれど、うさぎ先生が辞めるならその人に来てもらうことにする」と主任は言っていた。

わたしが辞めることで、誰かのチャンスが生まれたわけである。

わたしがもういやだいやだと言いながら仕事をするよりも、そうした人に仕事をしてもらったほうがいいだろう。

その会議で、主任が他の教師たちに「基本的に今いる人は契約を更新できるが、こちらの指示を断ったりする場合は更新を許可するかどうか考える」と厳しいことを言っていた。

いままでこんなことを言わなかったのにそんなことを言うのは、この仕事がますます椅子取りゲーム化してきて、買い手市場になったからかもしれない。…と思った。


5 件のコメント:

  1. なんか強気で上から目線なんですね。残る人たちは大変だ~。

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  2. 実はある日本人の先生に対して言っていると思うんです。
    そのA先生は課外活動を断ったことがないのに、なぜか主任に「以前もあなたは断りましたよね。あなたは仕事を断れませんよ」と言われたそうです。今日の主任の言葉は、「他の大学で日本語学科が次々となくなっているし、この大学に来たい人はいくらでもいるんだから」と言っているような気がしました。

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  3. ひゃー、人気ないのね。

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  4. 日本語学科がなくなっていく理由は何でしょう?

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  5. 日本語に限らず言語系すべて削減の対象です。AIが発展して、言語系の仕事はかなりAIでできるようになったからです。
    それと、特に日本語学科が特に減っているのは、日本企業が中国事業から撤退したり規模を縮小したりしたために、日本語学科を出ても就職先がなくなったかららしいです。就職率が下がると削減の対象になります。

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