昨日読んだ作品。
『年轻的时候』。
主人公は潘汝良という医学生。
彼はいつも本の余白に外国人の横顔の絵を描いている。
彼は自分の家族も含めて俗っぽい中国人は嫌いだった。
あるとき、夜に通っている外国語学校でロシア人の若い女性沁西亚(シンシア?)に出会う。
彼女はなんと彼がいつも描いているその人だった。
汝良と彼女は何度かデートを重ねる。汝良は自分の中のファンタジーの女性像を彼女に重ね合わせるようになり、彼女に求婚する日のことを思い浮かべる。
しかし、ある日、彼女は汝良に「ロシア人男性と結婚することになったから、結婚式に来てね」と告げる。うろたえる汝良。
汝良は沁西亚の結婚式に参列する。彼女の夫は幼馴染のぱっとしない男性だった。沁西亚はぱっとしない結婚式の中で懸命に自分の美しい思い出を作ろうとしているかのように思えた。
その後、彼女は経済的に恵まれない結婚生活をし、病気になる。
汝良が見舞いに行くと彼女は危険な状態を乗り越え、憔悴した様子だった。
その後、彼が本の余白に横顔の絵を描くことはなくなった。
…というストーリー。
若い日の妄想のような恋がラストで終わり、現実に引き戻されたということだろう。
「鶏毛飛上天」も2005年になったら急につまらなくなりました。
返信削除そのころまでが余華の「兄弟」の背景にもなった中国経済が急速に伸びた時期だから?
返信削除生まれた子供の年齢から推測するに、1990年頃から2005年に飛んだようで、1990年まではちょうど留学していた頃だから、興味深かったです。
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