このところずっと忙しかったので、昨日は授業の準備も何もせずに映画を見に行った。
帰りにMUJIで買い物をして食事をして帰ったら、疲れて夜はぼんやり動画を見て寝てしまった。
映画はつまらなかった。不老不死の技術ができてどうのこうのというラブストーリーだが、
その中途半端なファンタジー加減が、シリアスな展開をシリアスな気持ちで見るのをあほらしくさせる。ストーリーは1960年代から始まり、その次に1980年代初め、その後、2000年代、現代と移っていくが、1980年代前半の北京ってこんなんだったっけ?と思ってしまった。わたしが短期語学留学で初めて中国に行ったのもそのころだったけど、まだあのころは人民服の時代だったと思うのだが、映画の中ではみんな古めかしいながらも思い思いの服装をして、大学では男の子たちはロックバンドを結成し、女の子がピカピカひかる衣装を着てステージで歌うとかそんな雰囲気だったっけ?映画の監督も観客ももっと若い世代でその時代を知らないのかも?
それはともかく、映画はつまらなくて、何度もこっそりスマホを取り出して時間をみてしまった。しかし、帰りのバスの中で映画のレビューを見たら、高評価。何が面白いんだろうな。こういう変なファンタジー、中途半端にシリアス、永遠の愛、みたいなのが受けるのかな。
いやいや、絶対人民服だったし。
返信削除トロリーバスは券売りお姉さんだったし。
クラクションは途切れなかったし。
私が最初に中国へ行ったのは1983年春でしたが、みんな人民服でしたよ。青か緑の。
返信削除崔健で検索したら、
>1986年、中国100人の歌手が参加する国際平和年の記念コンサートで『一無所有』を初めて披露して一挙にスターダムにのし上がった。
だって。私が留学したのは88年秋から2年間ですが、大学生たちが歌ってました。そのころ服装は、もう思い思いだったかな。人民服もいたと思うけど、ふつうにダウンコートもいた。解放軍のコートみたいな人もいたけど。
映画では「1982年」という文字が出るので、たぶん青か緑の人民服の時代だと思うんです。
返信削除それに確かあのころはまだ布票があって、布は配給制だったから、そんなに自由におしゃれできなかったのじゃないでしょうか。
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