2021/11/14

师父とお寺めぐり

 土曜日は仏学院の学生の一人にさそわれて、お寺見学。

最初はいつも授業をしているお寺の案内をしてもらう。

「あれが弥勒菩薩で、あれが韋駄菩薩で、あれが四天王、本堂にあるのは…」。

出家者が頼めば、観光客が入れないところまで入らせてもらえる。ちょっとうれしい。

その後、霊隠寺に行って、また案内してもらう。ここでも出家者が頼めばいろいろとボランティアのガイドが便宜を図ってくれるのであった。途中、昼食をはさんで霊隠寺を見終わったら、その後は三天竺の茶屋でお茶をする。そこで学生がお茶をいれてくれた。お茶はお寺から持ち込んだお茶。そのあと、やはり持ち込んだ果物を食べる。こういうところが中国は日本とは違う。うらうらと晴れて、周囲の山や寺の景色も格別だった。昼食はおごってもらったので、茶屋の代金はわたしが払うことにしたが、出家者は無料なのだそうで、結局は自分の分だけ払った。

誘われたときには、正直、休みの日もでかけていくのは少し面倒だと思ったが、存外に楽しくすごした一日だった。


〇しかし、今日もそうだが、「特別扱い」というのは魅力的なものだ。きっとKKもKK母もこういうのが好きなんだろうな。もっとすごい「特別扱い」が。お寺のお坊さんといっしょにでかけて、ちょっとだけ「特別扱い」されてうれしい私とKKとは同類なんだろうか。それとも、近くで仏像を見たりできたりしただけでうれしがる私とはやはり違うのだろうか。

3 件のコメント:

  1. 何を特別扱いしてもらったら嬉しいか、が違うかもね。「近くで仏像を見たりできて」嬉しかったのか、「特別だよ」が嬉しかったのか。後者だと、「限定品ですよ」とか言って、おかしな物を売りつけられたりしそう。

    陳さんのお父さんはけっこうな高官だったので、釣りが好きなんだけど餌をやるポイントに案内されて、そこだと入れ食い状態。お父さんはそれでは面白くないので、私にその場所を譲っていた。テニスをすると、打ちやすい球しか相手が打ってこないので、それもつまらなそうだった。

    下心があってチヤホヤされても、あとが怖いし。お寺は感謝の気持ちだろうから、すなおに喜んでいればよいでせう。

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  2. 正直なところ、仏像を近くで見られたのもうれしかったけど、「特別扱い」もうれしかたです。でも、わたしごときがK夫妻みたいな青天井の特別扱いをうける機会もないし、特別扱いがあったとしてもあくまでも僥倖だと思っていて自ら求めていくこともないので、ほかの人に迷惑をかけることもおそらくないでしょう。

    それにしても、バンバン釣れる釣りとか、いくらでも打てるテニスとか、そりゃ、つまらないわ。

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  3. 500羅漢様も見てきた?
    いいな~。
    行きたいにゃん。

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