近所のスーパーで買い物をする時、スーパーのクレカを持っているとポイントがたくさんもらえたり、割引があったりすることを知った。毎週日曜日5%割引というのは大きい。
ネットで調べると「ウェブで申し込むと最短5分で発行」と書いてある。
さっそくカードを申し込んでみることにした。「配偶者の年収」という欄があったが、「任意」なので記入しなかった。少したつと「審査に時間がかかりますから当日発行できないかもしれない」という内容のメールが来た。その後、「確認事項があるので電話するように」とのSMも来た。現在、「専業主婦」で「働いていない」ということだと、やはり夫の収入を書かないとだめなのか、そうならもうキャンセルでもいいと思って電話してみた。
やはり「だいたいでいいので配偶者の年収はいくらか言ってほしい」と言われたが、「海外で働いていてよくわからない」というと「それでは後ほど審査結果を連絡します」とのこと。
「もうだめなんだろうな」と思ったが、すぐに「カード発行のお知らせ」というメールが来た。ローンもないし、これまで支払いを延滞したこともないから大丈夫だったのかもしれない。限度額は二十万円しかないが、それでもスーパーで日用品を買うのには十分だし。
〇その後、最近話題のちいかわの映画を見に行った。ちいかわは中国の学生たちの間で(先生たちの間でも)大人気だけれど、わたしにはたいしてかわいいとも思えないし、少し動画を見たことはあるが、好きになれなかった。過酷な世界に取り囲まれていながら、能力もなく、強い意志もなく(せいぜい検定試験の勉強するくらい)、目の前の小さな喜びしか見えていないような様子に、わたしがいた三流大学の学生たちの姿が重なって痛々しくて見るのがつらいような気がしたから。
昨日はもう新学期が始まっていたせいか、あまり混んでいなかった。来ているのは主に大人の女性。若い人も高齢の人もいた。
見た後は気分が重くなった。
ちいかわたちは、高い報酬につられて島にやってきた。仕事はかんたんだと募集ちらしには書かれていたが、実際には命がけの任務だった。それなのに、最初の日にごちそうでもてなされた以外は、最後に島の特産品を手土産にもらっただけだ。しかし、ちいかわたちは不満を感じた様子もなく、キャンプファイヤーを囲んで、島民たちとなごやかに歌を歌って(実際には「なごやか」どころではない状況があるのだが)別れてしまう。
こういうところ、やりがい搾取とか、「なごやかな家庭的な職場です」という広告とかと同じ臭いがしてうんざりしてしまう。島民たちにもよんどころのない事情があったのだが、それとこれとは違う問題だ。「ちゃんと出すべき報酬を出せよ」と思うし、なんとも思わないちいかわたちにもイラっとしてしまう。もし自分の子どもがこんな仕事をしてきたら、「しっかりしないとダメだよ」と言うと思う。ああ、でも、ちいかわたちにはどうやら家族さえいないのだった。こういう貧しく後ろ盾もない者はどこに行っても搾取されやすい。
それと、例のふたりがおこなっている島民たちへの背徳行為。自分を守るために多くの人を犠牲にするという秘密の罪を抱えることと、永遠の贖罪の重さ。ふたりだけでそれを共有する切なさ。
これは巷で話題になっている通り、子ども映画の範疇を超えている。ネタバレになるので、ここではここまで。
なんとなく呆然として帰宅し、悪い夢を見たらしく夜半に重苦しい気分で目覚めた。夢は覚えていなかったが、「ちいかわの映画を見たからかな」と思った。
暗い世相を反映しちゃっているわけですか。
返信削除生活が苦しくても、社会や他人を疑わずにお友達と小さな幸せをさがしていきていきましょうというような感じにみえます。
返信削除逆に、そういう闇をのぞいてみたいような気がします。観に行こうかな。
返信削除けっこう大人が一人で見に来ていましたから、行きやすいと思います。ぜひ( `ー´)ノ
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