2026/06/07

余華『一个地主的死』张天翼 『宝葫芦的秘密』

 だらだらと生活している。

やっと今日「九成宮醴泉銘」の字帖が終わった。

これからは「蘭亭序」(行書)に入る。

やっと字の形を覚えたのに、また違う字体の練習をすることになるが、そういうのは他の人は気にならないのだろうか。日本でなぞり書きの本を何冊か買ったが、その時も本ごとに字の形が違っていて、どうしたものかと思った。とにかくあれだのこれだの書いていけば、いつかはマシな字が書けるようになるのだろうか。

この数日で張天翼の『宝葫芦的秘密』を読み終わった。

最後に宝葫芦に「これからは勉強もする必要がない。友だちとだって付き合う必要がない」と言われて、宝葫芦の秘密や苦しみを誰にも打ち明けることができずに、王葆が追い詰められていく様子は大人の私が読んでもきついものがあった。このあたりが中国やディズニーの映画でさらりと終わってしまうのは、原作通りのストーリーにすると重い内容になってしまうからかもしれない。

結局、最後に王葆の怪しい行動に友人だけでなく先生も父親も気づいて騒ぎとなり、王葆が秘密をみんなに打ち明ける。でも、宝葫芦がどこからか持ってきてしまったものはどうやって元の持ち主に返そうか…。というところで目が覚めて、すべてが夢だったことがわかる。

これと並行して通勤の地下鉄の中で余華の『一个地主的死』も読んだ。

ある地主の放蕩息子の王香火は日本兵にとらえられて、日本軍の道案内をすることになる。王香火は日本軍に案内するように言われた場所ではなく、孤山に案内していく。その途中で、自分と日本軍が通りすぎたら孤山へと続く橋を壊すようにこっそりと村人たちに伝える。

最後に戻ることも進むこともできなくなった日本軍の兵士たちに王香火は惨殺される。

王香火が自分を犠牲にして日本兵たちを村から遠ざけたことを下男から聞いた後に、父の地主も死ぬ。

というストーリーで、余華らしく容赦なく残酷なシーンや気持ちの悪いシーンが描かれているので、読みすすめるうちにぐったりした気分になった。でも、わたしはそういうのも好きである。読んだ手ごたえがあるので。

次は琼瑶の『我的故事』を読むつもり。これは30年くらい前に読んでまた読みたくなったので、タオバオで注文した。明日配達予定。

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