2024/06/09

映画

 大物を洗ったら、雨になった。

私の部屋は一応窓の外に洗濯物が干せるようになっているが、ベランダのようなものではなく、外に物干し用の竿が渡してあるだけで、下に落ちたら取りにいけないので外には干さないことにしている。窓の内側にも金属の竿が二本渡してあるので、そこに干している。

洗濯ものをほすともともと湿度が高い部屋の中がさらに湿っぽくなるので、頻繁に窓を開けている。布団もろくに干せないので、乾燥機を使っている。本当に不便。

昨日はひさびさに映画を見に行った。特に見たい映画があるわけではないので、行ってから何を見るか決める。「走走停停」という映画がちょうど始まるところだったので、それを見た。脚本家を目指して北京に行ったが芽が出なかった中年男性が故郷の四川省に戻って、以前の同級生の女性と再起を目指すが、結局果たせず、タクシー運転手になる話。こういう題材の映画ができるということは、そういう人が多いということだろう。中年になった息子が家に戻ってくると、近所の婆さんたちがこそこそ噂話をしたりとか、おせっかいな知り合いが結婚相手を紹介しようと言い出したりとか、中国人の生活って実際にもそういう鬱陶しいものなんだろう。それなりにいい映画なのかもしれないが、今自分が見たい映画ではなかった。まあ、たいていは見たい映画をやっていることはないけど。



3 件のコメント:

  1. うちも中国のアパート(マンション?)はそんな感じ。北方だから、室内でも乾きますが。

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  2. 窓の内側に干した布団をスクリーンにするという手もありますね。昔の映写機はランプが熱くて大変でしたが。

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  3. そうですね。でも、壁自体が白いので、そこに映したほうが手軽かもしれません。
    北京は空気が悪いのでたいてい家の中に干すようになっていましたね。北京は乾燥していてその点はよかったです。

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