2021/02/13

「43回の殺意」

 日本でまた大きい地震。

息子がウィチャットで教えてくれたけど、そのときにはネットニュースで見ていた。

こういうのって、あとからだんだんといろいろな被害がわかってニュースになるんだよね。
あまり大きな被害がでませんように。

〇「43回の殺意」という本をKindleで買って読んだ。
あの川崎中一殺人事件の本だ。
ただの好奇心から買って読んだが、読んだら実に胸糞で眠れなくなった。

どうしてこの事件に興味があったかというと、わたしが若い頃その現場付近に住んでいたことがあったからだ。つまり大師線の沿線に。

そこがどういう土地柄か知らなかった。
不動産屋につれられて新築のかわいらしいマンションを見に行って気に入り、
あまりよく考えずにそこに住むことに決めた。
仕事がいそがしかったので寝に帰るだけであり、そうしているうちに結婚してそこを離れることになった。だから、土地柄が悪いと感じることもなかった。
しかし、大師線沿線の〇〇駅の近くに住むことに決めたと、取引先の人に言ったら、
「えっ。あそこ?」という微妙にひっかかる反応をされた。
たぶん、彼はそこの土地柄を知っていたのだといまにして思う。

殺された子の親を責めるわけではないが、この子も違う環境に生まれていたらこんなことにならなかっただろうと思わずにいられなかった。
少なくとも、深夜にでかけるのが当たり前ではない環境だったら?

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