2026/02/02

張愛玲『散戏』とクッション

 このところずっと読書もしていなかったが、(新書は読んだ)

やっと昨日、短編『散戏』を読んだ。この作品は本当に短く3ページしかない。

盛りをすぎた実力女優が芝居を終えて、人力車に乗って家に帰るまでを描いている。

芝居を演じている輝かしい自分から、かつて熱烈な恋愛をした夫と愛情のないつまらない生活をしている自分へ。表の自分から裏の自分へ。虚構の自分から実際の自分へ。

人力車に乗ってまったく違った世界へ移動する。切ない。

夜の街。窓から見えたベッドを整えている二人の店員の描写は何を意味しているんだろう。

专门摆样的一张床,原来也有铺床叠被的时候。

(見せるためのベッドであっても、こうして寝具を整える時があるのだった)

見せるためのベッド=人に見せる自分、寝具を整えているベッド=ふだんの姿。

…かもしれない。

〇コロナのころ、まにあわせで濃いピンクの布でクッションカバーを作った。それがまったくカーテンやソファカバーの色とはなじまない派手すぎる色なのがずっと気になっていたが、そのまま5年以上も使ってしまった。

こういう構わない生活がいかにもなげやりで貧乏たらしいと思っていたので、昨日、落ち着いたボタニカル柄の布を買ってきた。しかし、家に帰って一息ついたら、なんだか縫うのがめんどう。「あたしんち」のおかあさんみたい?



2026/02/01

リハビリ

 昨日は柏に行った。

ほんとうは映画を見に行ったのだが、見ようと思っていた映画は上映時間が先週とは変更になっていて見られなかった。

そこで高島屋や東急ハンズや書店などをぶらついてみることにした。

いまは無印のトラベル財布(廃版)をまにあわせで使っているので、もし小さくて気に入ったものがあれば買い替えようと思ったが、特にこれと思うものもなかった。

無印のトラベル財布はナイロンで使いやすいが、見た目がいま一つ。

ずいぶん歩いたので、帰宅前にモスバーガーによって、パンケーキとアイスコーヒーでひとやすみした。モスバーガーに入ったのは初めてだし、ふだんあまり日本ではファーストフード店には入らないので、勝手がわからずどぎまぎした。

コンビニやスーパーでお金を払う時も、場所によって違う方式だったりするのでよくわからない。帰国するたびに、「これはどうすればいいんですか」と店員に聞いている。もうずっと前からタッチパネル式のレジになっているのに未だに使い方がわからない人もいるんだなと驚かれているかもしれない。

それと、知らない間に身体的な習慣もかわってしまっているらしく、電車で降りる人がすまないうちに、横から乗り込もうとしてしまったり、バスや電車を降りるときにも、まだ停車しないうちに入口に急いで行ってしまったり。こういうところは改めないと、迷惑な人になってしまう。

日本に本帰国するのにも、リハビリが必要なようだ。