2025/12/27

ナンシー関『信仰の現場』と枇杷 かな子『今日もまだお母さんに会いたい』

 昨日、この二冊をkindleで購入。

ナンシー関の本のほうは、今日学校に行って日本人の同僚の先生がおもしろいと言っていたので、購入。

たしかにナンシー関はおもしろい。登場する過去の風景や物がなつかしい。

それはそうだ。だって、彼女はもうとうの昔になくなったんだもの。

でも、彼女は東京で成功し、ずっと一人で家族とも離れて生活してきた人であるせいか、

なんとなく市井の人の日常生活のすったもんだを冷めた目で上から眺めているような気がした部分もあった。

それと『今日もまだお母さんに会いたい』。

母が亡くなってから、この手の本(漫画)を見かけるとつい買ってしまう。

そして、ふーんという感じで読む。

なぜかというと、なぜわたしは母が亡くなったのにぼんやりとした感情しかもてないんだろうということが今もわたしの心の中で大きな疑問になっているから。

わたしだって、漫画の中と同じような母子のふれあいがあったと思うのに。


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